コマルカルコ考古遺跡 – 唯一のレンガ造マヤ遺跡
概要
コマルカルコ考古遺跡は、メキシコ・チョンタルパ州の中心部、リオ・セコ川東岸に位置し、町からわずか2kmの場所にあります。マヤ文明の遺構の中で唯一、レンガで築かれた建築が残る貴重な遺跡です。
見どころ
グラン・アクロポリス
広大な敷地内に古典期の主要建築群が集中しています。ここでは、マヤの職人が彫刻したように装飾されたレンガが多数見られ、数多くの像が再現されています。
主な建造物は、宮殿、エスツコスの墓(Tumba de los Estucos)、寺院IV・VII、そしてマヤ最古の墓地と考えられる場所です。
プラザ・ノルテ(北広場)
北広場には、最大の寺院である寺院Iがあり、プラザの地面から約20メートルの高さにそびえ立ちます。寺院IIは正面のみが残っており、寺院IIIは三段階のピラミッド構造です。
南東プラザ
このエリアでは、複数の埋葬が発見された場所の下に、エストラクチャ6を支えるプラットフォームがあります。
アクロポリス
グラン・アクロポリスの小型版で、北広場全体と関連しています。
墓地
この墓地は、約千年にわたる116件の埋葬が確認された、マヤ文明初の大規模墓地とされています。
遺跡内を散策すると、古代マヤの建築技術と宗教・政治の中心がどのように構成されていたかを実感できます。

