オーシャンインスティテュート、州助成金とマッチングで70,000ドルを調達し帆船エンジンを交換
概要
カリフォルニア州ダナポイントに拠点を置くオーシャンインスティテュートは、歴史的帆船「Spirit of Dana Point」のエンジン交換プロジェクトのため、州助成金とマッチング寄付で合計約7万ドルを調達しました。
助成金と資金調達
昨年6月、同インスティテュートはカリフォルニア文化・歴史基金(California Cultural and Historical Endowment)から68,745ドルの助成金を受け取りました。この金額はエンジン交換費用の半額に相当します。残りの資金は寄付者の協力で迅速に集められ、目標額を上回る70,000ドルのマッチング資金が確保されました。
寄付者には、5,000ドル、10,000ドル、25,000ドルといった大口のご支援をいただいた方々や、トム・グレース・リーベリン夫妻などが含まれます。「オーシャンインスティテュートの使命に共感し、帆船が教育に果たす重要な役割を信じています」とリーベリン夫妻は語っています。
エンジン交換計画
新エンジンは、低排出ガスのジョン・ディア(John Deere)製265馬力 Tier 3 マリンディーゼルエンジンです。10月下旬にサンディエゴ湾のMarine Group Boat Worksへ船を搬入し、取り付け作業が行われます。Marine Group Boat WorksのCEO、ハーブ・エンゲル氏は「環境に配慮した取り組みを支援できることを誇りに思います」とコメントしています。
帆船「Spirit of Dana Point」の歴史と教育的価値
「Spirit of Dana Point」は、アメリカ独立戦争時代の1770年代のプライベート・スクーナーを再現した118フィート(約36メートル)の帆船です。デニス・ホランド船大工がオレンジ郡で建造し、1983年に就航しました。年間5,600人以上の学生が乗船し、海洋科学や歴史、チームビルディングなどのSTEAM教育を体験しています。特に海に触れる機会の少ない子どもたちにとって、貴重な学びの場となっています。
オーシャンインスティテュートについて
オーシャンインスティテュートは、ダナポイントハーバーに位置する非営利の海洋科学・海事歴史・体験型教育機関です。敷地内には33,000平方フィートの展示室・実験室・92個の水槽があり、1,100種以上の海洋生物を展示しています。また、118フィートの「Spirit of Dana Point」や130フィートの「Pilgrim」など、2隻の帆船と70フィートの研究船R/V Sea Explorerを運用しています。
設立40年以上で、カリフォルニア州の学生200万人以上に「海を教室に」と掲げたミッションを届け、年間10万人以上がプログラムに参加しています。STEM教育に基づくカリキュラムは州教育基準に準拠し、海洋科学・研究・保全への関心を育んでいます。詳細は www.oceaninstitute.org をご覧ください。




