アルモロ:ローマ在住アメリカ人が選ぶお気に入りレストラン
はじめに
Al Moroは、ローマに暮らすこのアメリカ人駐在員にとって、料理・雰囲気・感覚すべてが最高のお店です。
ローマ――ローマのノンナが「ローマだけが生きるに値する街だ」と語り続けた影響で、私は常に21世紀のローマを探し続けています。電気バスで最先端ギャラリーへ向かい、古代遺跡でハイファッションショーが開催される街です。とはいえ、心と胃袋はノンナと同じローマの伝統主義者。カルボナーラとアーティチョークさえあれば、世界はローマを中心に回っていると納得できるのです。
ローマ料理への考え方
高級料理のトップに立つわけではありませんが、ローマ料理は芸術でも侮辱でもなく、正しく理解すればひとつの「制度」です。ガイドブックが言うように、ローマ料理は地元の食材をシンプルに組み合わせた「快適さ」の料理。驚くほどの華やかさも無礼さもなく、むしろ誇り高いウェイターが提供する、温かみのある食事です。
Al Moroでの体験
トレビの泉を眺めながら、観光客がひしめくエリアへ足を運びました。そこにあるべきは「何も特別なことはない」――でもローマは矛盾の街。私の心はAl Moroに惹かれました。
古いオリベッティ・レッテラ32で印刷されたメニューを手にした瞬間、恋に落ちました。季節の料理――揚げアーティチョーク、プンタレッレ、オーヴォリサラダ(10月にしか手に入らないキノコとグロヴィエールのスライス)――と、定番のスパゲッティ・アル・モロ(ピカンテ風カルボナーラ)やグリル肉・魚が並びます。白髪のフォーマルジャケット姿のウェイターは、季節外の野菜は提供せず、あなたに最適な魚の量を見極めてくれます。
店内は3つの小さなダイニングルームがあり、どれも家庭的。Al Moroらしいシックな食器と、新聞切り抜きや写真が額装された壁が雰囲気を演出します。小さなパウダールームは、前席のVIPがささやくtesoroやamoreを聞くのに最適です。イタリア人以外は裏側の部屋に座るという噂もありますが、私は前方席で政治家や作家、彼女たちとともに、イタリア最高峰のファッションと忘れられないスパゲッティ・コン・ヴォンゴレを楽しんでいます。
店舗情報
Ristorante Al Moro
Vicolo delle Bollette 13
Rome 00187
+39-06-678-3495




