長期旅行者の不思議な旅行習慣

飛行機に乗る前に必ず靴ひもをもう一度結び直す。
乗り継ぎの待ち時間には、必ずカフェで注文したカウンターと反対側の席に座り、最低でも10分は過ごす。
出発直前には、パスポートの情報ページを何度も確認する。外観やスタンプは同じでも、誰かが中身を入れ替えていないか確かめるためだ。
これらはすべて、特別な理由があるわけではなく、単に私の説明しがたい旅行習慣に過ぎない。旅行は単に起きて次の目的地へ向かうだけではなく、ルーティンや奇妙な信念、時には変わった癖がつきものだ。自分の経験を共有することで、誰かの役に立てばと考えている。
どこかへ行く決断
行き先や移動手段は、電車の切符を買うだけの時もあれば、バスや国境を歩くだけの時もある。多くの場合はフライト予約になるので、以下の手順を踏む。
- ビザ確認 – 目的地のビザ要件を米国国務省やWikipediaで調べる。
- 航空券検索 – Google Flights、Jetradar、Kayak、Skyscanner、Cheapoair などで、出発空港・到着空港・日程を変えて最適な運賃を探す。
- 予約 – すぐに決めず数日様子を見ることが多いが、結局は出発数日前に予約し、価格・所要時間・路線・航空会社を総合的に判断する。
- マイレージ情報入力 – 予約後すぐにマイレージ番号を入力しないと忘れてしまうので必ずチェックする。
- 通路側の座席 – 長距離便では通路側・前方の席を優先。足を伸ばせるし、必要な時にすぐ立ち上がれるのが何より嬉しい。
- ダンスとハイタッチ – 予約が完了したら思わず踊りたくなる。時には自分だけとハイタッチすることも。

出発前の準備
手順はシンプルだ。
- パスポート確認 – 手元にあるか最終チェック。
- 荷造り – 空港へ向かう2時間前に荷物をまとめる。
- 再度パスポート確認 – 15〜20回はページをめくり、自分の情報が正しいか確かめる。OCDかもしれないが、これが安心材料。
出発当日
空港へ向かうときの定番ルーティン。
- Wi‑Fi機器チェック – 携帯Wi‑Fiと充電器をキャリーオンに入れ、何度も確認。
- 水分補給 – 出発前にコップ一杯の水を飲む。
- 時間管理 – フライトの2時間前に空港に到着することを目標にする。
- チップで好運祈願 – タクシーやシャトルの運転手に普段より多めのチップを渡し、最後の行動をポジティブに。
- チェックインで笑顔を狙う – スタッフを笑わせようと試みるが、成功は稀。
- セキュリティ通過 – ベルトとラップトップを素早く取り出し、金属探知機が鳴らないように注意。液体はビニール袋に入れず、周囲に迷惑をかけないように。
- 入国審査 – 笑顔を作るが、審査官は厳しい。パスポートがスキャンしにくいときは、事前にスタンプのページを覚えておくと時間短縮になる。
- 出発ラウンジの習慣 – 窓側の席で滑走路を眺めながら約20分間思索。トイレで手を洗い、搭乗口へ向かい、搭乗開始直前まで座って待つ。乗客がほとんど乗り込んだ後に自分が乗るのがマイスタイル。
- 靴ひもを再度結ぶ – 何故か、必ずやる。

機内での過ごし方
最近のフライトはブカレスト‑ドバイ‑デリーのルートで、Fly Dubai を利用した。特筆すべきはトイレでの出来事だけど、基本的には以下の通り。
- 睡眠 – 長時間は寝て過ごす。機内では仕事はしない。
- 映画鑑賞 – コメディが好き。『ポール・ブロート モール・コップ2』を『ショーシャンクの空に』よりも選ぶ。
- トイレ利用 – 水分を多く摂るので頻繁に使用。ある便ではトイレ全体が尿で汚れており、次に入った人が自分のせいだと誤解するかもしれない。
- シートベルト儀式 – 離陸後は常に装着し、着陸直後にすぐ外す。10年前に「これで幸運が訪れる」と信じ始めたが、根拠はない。

乗り継ぎの過ごし方
乗り継ぎ時間が5時間以内なら問題ない。ドバイでの2時間の乗り継ぎでは以下を実施。
- 空港散策 – 20分ほどターミナルを歩き回る。免税店は避ける(シートベルトを外すのと同等の不運を招くと信じている)。
- カフェでブレイク – カプチーノやジュースを注文し、カウンターと反対側の席で10分以上くつろぐ。
- 人間観察とゲーム – 飲み終わったら歯を磨き、ゲート付近で人々を観察。目的地を当てようとするが、実際は掲示板の情報と同じであることが多い。
目的地到着後
降機後すぐにシートベルトを外し、ゲートから出てバスやトラムでターミナルへ向かう。バスの場合は前方席の戦略が裏目に出て、最後に降りることになることもある。

- 到着空港でのルーティン – エスカレーターやエアコンベアは使わず、階段で速足で移動。怠けると一生怠け者になるという思い込みから。
- 再び入国審査 – できるだけ後ろの列に並び、他の乗客がエスカレーターを使うのを待つ。スタンプの日付をすぐに確認し、過去にインドで入国日が誤記された経験がある。
- 荷物受取と税関 – これまで荷物が紛失したことはない。ローマでバックパックが警察に切り開かれたことはあるが、ほとんどは数分で受け取れる。税関では自信満々に通過。
- 最初の20分 – カフェで落ち着き、現地通貨をATMで引き出し、タクシーや電車で市内へ向かう。
こうして新たな目的地での冒険が始まる。体を片足ずつ交互に動かしながらホステルへ向かうのは、18年前に受けた太極拳の影響だとだけ言っておく。
次回は別の習慣や奇妙な信念について書く予定だ。
あなたの旅行中の変わった習慣や信念はありますか?ぜひ教えてください。




