サンタフェの芸術:伝統から最先端までの変遷

はじめに
※訪問前に必ず施設や州・国立公園、記念碑の開放状況と安全情報をご確認ください。
サンタフェの芸術が育んだ記憶
エレイン・リッチェルが高校時代に体験したサンタフェの芸術は、スペイン植民地風のコルチャ刺繍や繊細なネイティブアメリカン陶器といった色彩と質感のモザイクです。北ニューメキシコの澄んだ青空とハイデザートの景観が、世代を超えてアーティストたちにインスピレーションを与えてきました。20世紀初頭に設立された美術館は、現在のニューメキシコ美術館へと発展し、サンタフェは遠く離れた拠点でありながら、芸術のメッカとしての地位を確固たるものにしました。

多様性に満ちた芸術シーン
美術館教育の大学院で学び、国際経験を積んだリッチェルはサンタフェに帰郷し、驚くほど多様な芸術に出会いました。「多くの人はサンタフェを南西部スタイルやMeow Wolfで認識していますが、実際には歴史的名作から最先端のコンテンポラリー作品まで、歩いて回れる範囲に豊富なバリエーションが詰まっています。」と語ります。
サンタフェ・アート・ツアーズの誕生
2015年、リッチェルはサンタフェ・アート・ツアーズを立ち上げ、市内250以上のギャラリーを巡るキュレーションツアーを提供しています。
カニオン・ロードでの発見
サンタフェの象徴的な芸術地区、カニオン・ロードは約0.8kmの区間に100近くのギャラリーと飲食店が並びます。「昔は伝統的な雰囲気だと思っていましたが、1900年代初頭のサンタフェ・アート・コロニーの先駆者が住んでいた家々(1750年代に建てられたアドベもあります)の間に、国際的なデジタル・コンピューターアートを展示する『Art House』があることに驚きました。」とリッチェルは語ります。これにより、米国で3番目に大きいサンタフェの芸術市場の奥深さが浮き彫りになりました。

リッチェルは「チェックリストに囚われず、好奇心を持って散策することがカニオン・ロードの真の魅力です。側道にある彫刻庭園や隠れたギャラリーを探してみてください。」とアドバイスします。
レイルヤード地区の特徴
ギャラリー数は少ないものの、駐車場が充実し車椅子対応の歩道も整備されたレイルヤード地区は、アクセスのしやすさが魅力です。土曜の朝はサンタフェ・ファーマーズ・マーケット
歴史的プラザ周辺
歴史的なプラザ付近には、ニューメキシコ美術館、IAIA コンテンポラリー・ネイティブ・アーツ・ミュージアム、ジョージア・オキーフ・ミュージアムといった主要施設が集まり、訪問者で賑わいます。上層階のDIYスペースでは、予約制のもとで未踏のアーティストによるサイト特有のインスタレーションが展示されています。
本稿は旅行作家アシュリー・ビガーズが、New Mexico MagazineとTOURISM Santa Feの協力のもと執筆しました。




