プロのパッカーになるための実践テクニック
旅行の荷造りは快適な旅を実現するための必須スキルです。過密スーツケースに悩む人も、荷造りルーティンを洗練させたい人も、『どんな旅でも荷造りできる』という本に掲載されたメソッドを活用すれば、プロ並みのパッキングが実現します。

ロール法
ベテラン旅行者が好むロール法は、スペースを節約しながらシワを防げる点が魅力です。頻繁に飛行機を利用する人が実践しているテクニックでもあります。
コート、ジャケット、Tシャツ、セーター、シャツ、ブラウス、ワンピースの巻き方:
- ステップ1:衣服を表側に向けて持ち、肩先を親指と人差し指の間で軽くつまみ、袖を前方に引き寄せます。フードがある場合は裏返します。
- ステップ2:手首を内側にねじり、袖を背中側に折りたたみ、外側の縁を合わせます。
- ステップ3:前側を下にして平らに置き、首から裾まで半分に折ります。
- ステップ4:長方形になるように形を整えます。
- ステップ5:上部から下部へしっかりと巻き取ります。
パンツ、ショートパンツ、チューブドレス、ストレートスカートは、縫い目に沿って半分に折り、裾までしっかりと巻きます。

テトリス式パッキング
パズル好きに最適なこの手法は、荷物を「テトリス」のブロックのように組み合わせて隙間なく埋めていくものです。形の違うロールや折りたたみアイテムを縦横に並べ、列を埋め尽くすイメージです。ただし、荷物を完全に開封できる宿泊先向きで、バックパッカー向きではありません。

ボトムヘビー(重さ重視)
スタイルに関係なく、靴やトイレタリー、電子機器、本など重いものはスーツケースの底に配置して重心を下げ、シワや荷物の崩れを防ぎます。コートは天候変化に備えて上部に近い位置に置くと取り出しやすく便利です。

バンドリング法
YouTubeで人気のシワ防止テクニックです。時間と手間をかけるほど仕上がりが美しくなります。
- ステップ1:ジャケットを平らに広げ、襟は下向き、袖は外側に伸ばす。
- ステップ2:長袖シャツを180度回転させ、襟は上向きにし、袖を外側に伸ばす。ジャケットの中央にシャツの襟を半分はさむ形でコアを作る。
- ステップ3:テーラード度が高い順に衣類を重ね、向きを交互に変える。
- ステップ4:パンツやショートパンツは縦に折り、シャツの袖に沿わせながら交互に配置。
- ステップ5:中心から外側へ順に束を広げていく。
- ステップ6:下着はコアに入れ、Tシャツは袖から先に包むように巻き、残りのアイテムも滑らかに巻き込んで一つの束にまとめる。

スタッフィング(詰め込み)
時間がないときに便利な、ルールのないカオスな方法です。ただし、シワや整理の乱れが起きやすい点は覚えておきましょう。
- ステップ1:アイテムを好きな順に投げ入れるだけ。

コンパートメント作り
整理整頓が好きな旅行者に最適な、入れ子構造の収納術です。
MujiやIKEAなどで販売されているパッキングキューブやポッド、バッグを活用し、色分けすると取り出しやすくなります。ブラケース、ジュエリーロール、シューズバッグといった専用アイテムもおすすめです。
DIYで代用する場合は、メイクポーチをデリケートな衣類の収納に、ジッパー付きバッグをケーブル類のまとめに、フィルムケースや眼鏡ケースをアクセサリーや小銭の入れ物として利用できます。




