2013年の旅ハイライトと思い出
2013年は旅行業界にとって激動の一年でした。ロンドンのザ・シャードやニューヨークのワン・ワールド・トレード・センターといった新ランドマークが誕生し、ボーイング・ドリームライナーの初期トラブルやライアンエアーの顧客志向への転換といった航空ニュースも飛び交いました。
米国政府のシャットダウンで国立公園が閉鎖されたり、中東の不安定情勢が旅行者に影響したりする中、チュニジアは回復の兆しを見せました。ベルリン新空港の工事遅延や、年末まで実現しなかったパリ‑バルセロナ間の直通TGVなど、当時の課題も残っていました。
ロングリーピートチームは、世界各地を足で確かめ、2023年に選び抜いた旅行体験を紹介します。
インド・ディワリの圧倒的な祭り

デリーで体験したヒンドゥー教の祭りディワリは、私にとって2013年最大の思い出です。夜空を彩る花火は圧巻でしたが、家族の友人宅に滞在し、玄関先で灯すキャンドルや、前夜のプージャ(祈祷)に参加し、無限に続くバルフィ(甘いお菓子)を味わうことで、祭りの精神的側面を深く感じました。
アニータ・イサルスカ(デジタルエディター)/Twitter @lunarsynthesis
スペイン・ランサローテの秘境ビーチ
ランサローテ島のパパガヨ海岸に早朝に到着すると、金色の砂とエメラルド色の波が広がる人里離れたビーチが現れました。サハラ砂嵐が漂う空の下、静寂な時間を過ごすことができます。内陸のティマンファヤ国立公園では、古代火山の熱がまだ残り、まるで別世界に足を踏み入れたかのような景観が広がります。
エマ・スパークス(ソーシャルメディアコーディネーター)/Twitter @Emma_Sparks
マチュピチュで出会ったハチドリ

インカ遺跡マチュピチュへのトレッキングはもちろん感動的でしたが、ハイキングの終点であるアグアス・カリエンテスで見たハチドリの群舞が忘れられません。薄暗い森の中で、花の蜜をひっそりと吸う姿は、まるで宝石のように輝いていました。
ジェームズ・ケイ(デジタルエディター)/Twitter @jameskay123
イギリス諸島の荒天と鯨観
ポートスマス‑ビルバオ間のフェリーで鯨を観察し、ヘブリディーズ諸島(サウス・ユイスト、ベンベクーラ、ノース・ユイスト、ベルナレイ)では大西洋の強風を自転車で切り抜けました。荒々しい自然が織り成す姿は、英国諸島の本当の魅力です。
トム・ホール(デジタル編集ディレクター)/Twitter @tomhalltravel
モンテネグロの絶景ロヴチェン山
モンテネグロにあるロヴチェン山は、東欧のまだ知られていない宝です。曲がりくねった山道を登ると、コトル湾を一望できる圧倒的なパノラマが広がります。
セブ・ネイラン(ソーシャルメディアマネージャー)/Twitter @swobba
ネゲブ砂漠の異次元的な静寂

イスラエル・ネゲブ砂漠のマフテシュ・ラモンに立つと、辺りはただの静寂に包まれます。遠くエジプト国境付近を低空飛行する軍用機の音だけが聞こえる、まさに異次元の体験です。エイラトへ向かう6時間のバスは、60人のティーン兵士と厳格な指揮官が乗り合わせる、まさに“チキンバス”の極致でした。
トム・ヒューイツソン(デジタルエディター/目的地)/Twitter @tomhewitson
シベリアの氷上冒険
ロンドンの二月の雨を逃れ、世界最深淡水湖・バイカル湖へ向かいました。四輪駆動車で氷に閉ざされた船をすり抜け、リストヴィャンカの地元住民が提供する自家醸造ビールと燻製魚を堪能しました。
ジェス・クラウチ(オンライン編集チーム)/Twitter @jcmc
セルビアの未踏の旅路

内陸国セルビアで“ビーチタイム”を体験。ベオグラードのビザンチン芸術、ノヴィサドの裏通りバー、ペトロヴァラディン要塞での夜明けダンス、そしてシュトランドでのビールとチヴァップチュチの夕べ。スブティツァのアール・ヌーボー風ひまわり畑は圧巻です。セルビアはもう隠れたままではいられません。
ジェーン・アトキン(オンライン編集チーム)/Twitter @dulynoted
コロンビア・タイロナ国立公園の秘境ビーチ

南米でのハネムーン中、タイロナ国立公園で3時間のジャングルトレッキングを経て、手付かずの砂浜に辿り着きました。水が尽きるまで泳ぎ、日光浴を楽しむ、まさに楽園そのものです。
アンナ・ハリス(トラベラーコミュニケーションズアナリスト)




