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インティ・ライミ:南米インカの太陽祭り

夏至や冬至は世界中で深い精神的・宗教的意味を持ち、多くの現代の祭りは古代の伝統に根ざしています。南米では、インティ・ライミ祭がインカ文化を色濃く残す重要な行事として、アンデス地域の人々が6月の至点(冬至)に祝います。

インティ・ライミ:南米インカの太陽祭り

インティ・ライミ:生き続ける歴史の一片

インティ・ライミはインカの太陽神インティに敬意を表す祭りです。ペルーの冬至でありインカの太陽暦新年でもある6月24日に毎年開催されます。現代の祭りは、1609年にペルーレポーターのインカ・ガルシラソ・デ・ラ・ベガが著した『インカ王朝の実録(Comentarios Reales de los Incas)』の記述に基づいています。16世紀半ばにスペイン人に禁じられましたが、地下で存続し、後に復活しました。

インティ・ライミ:南米インカの太陽祭り

現代のインティ・ライミ祭

インティ・ライミはエクアドル、コロンビア、ボリビア、ペルー全土で開催され、ペルーでは1944年に公式に復活しました。クスコで行われる祭りが最も規模が大きく、数十万人が集まり壮大な行列が街を彩ります。

儀式はかつてインカ帝国で最も富み、神聖とされた太陽神殿(Qorikancha)で始まります。現在はスペイン植民時代の教会の下に基礎だけが残っています。サパ・インカが太陽神への賛美を奏し、続いてプラザ・デ・アルマスへ向かう行列が行われ、ケチュア語でコカ葉のリーディングが執り行われます。観客はインカ皇后や戦士、太陽の乙女などを演じる何百人もの出演者を楽しめます。祭りはサクサイワマン要塞での象徴的なラマ(羊)犠牲(実際に動物は傷つけません)で締めくくられ、音楽やドラム、ダンスが響き渡ります。

インティ・ライミ:南米インカの太陽祭り

インティ・ライミへの参加方法

ペルー最大の祭りであるインティ・ライミは、ホテルやツアーの事前予約が必須です。料金は通常より高めになることが多いです。市中心部での観覧は無料ですが、サクサイワマンの特設観覧席(チケットは約200米ドルから)は座席が確保できるのでおすすめです。多くの旅行者は考古学公園内の丘陵に早朝から集合し、場所取りをします。

チケットはSAS Travelなどの旅行会社で購入可能です。

参加のポイント

  • 早めに到着し、良い観覧位置を確保してください。
  • イベントは約6時間続くので、飲み物と日焼け止めを持参しましょう。
  • クスコ市内は祭り期間中すべての交通が停止します。認可された観光タクシーのみ利用可能です。

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