リトリート・アドベンチャー:ケンモアエアで行くポートラドローの日帰り旅行

Port Ludlow. Photo by Kim Edwards.
はじめに
シアトルの観光業界を代表する者として、常にクライアントに提案できるグループ体験を探し続けています。シアトル周辺には数多くの魅力がありますが、今回紹介するのは、まさに北西部太平洋地域らしく、少人数の営業やインセンティブミーティングに最適なスポットです。

Photo: Kim Edwards
アクセスとフライト体験
ポートラドロー・リゾートはシアトル中心部から車で約2.5〜3時間、主要高速道路からは離れた場所にあるため、会議目的でシアトルを選んだ際に見落とされがちです。そこでリゾート側は、シーボートを専門とするケンモアエアと戦略的提携を結びました。今では、プージェットサウンドを横切るたった20分のフライトで、世界でも有数の絶景を楽しみながら目的地に到着できます。
私とシアトル・ビジットの同僚8名は、初めてケンモアエアに乗り、ゴルフクラブを積んで出発。キャプテン・チャックの安全説明を受け、シートベルトを締めて離陸しました。湖ユニオンを北上し、ガスワークス・パーク上空を回り、ワシントン大学とレイク・ワシントンを右折。その後、ショアラインやエドモンズの住宅街上空を東へ飛び、遠くにレーニア山、北側にベイカー山、そして正面にオリンピック山脈が連なります。空から見る景色は格別です。
リゾートへの着水
ポートラドロー湾に直接着水し、帆船や釣り船、カヤックが行き交う小さな着水地点に降り立ちました。これまでで最もスムーズかつ刺激的な水上着陸の一つでした。
ドックでは、シニア・セールス・マネージャーのスーザンさんとジェネラル・マネージャーのデビーさんが温かく迎えてくれました。まず施設の簡単な見学を行い、すぐに近くのゴルフコースへと案内されました。
リゾートと客室
全37室の小規模リゾートは、最大40名まで収容可能な会議スペースを備え、プライバシーが徹底されています。客室は広々として美しく装飾され、各部屋に暖炉が設置されているため、居心地の良さが際立ちます。バスルームには深めの浴槽があり、窓からは寝室エリアへと続く開放感が得られます。

Kim tees off at Port Ludlow Resort. Photo by Troy Anderson.
ゴルフコース体験
ポートラドロー・リゾートのゴルフコースは有名設計者が手掛けたものではありませんが、決して手軽なコースではありません。湾と山々を望む絶景が各ホールを彩り、周囲の森林や住宅がコースに自然なアクセントを加えています。残念ながら9ホールしか回れませんでしたが、十分に満足できるプレイでした。
食事とファーム・トゥ・テーブル体験
ゴルフ後にリゾートへ戻り、スーザンさんとランチタイム。リゾートは「ファーム・トゥ・テーブル」コンセプトを大切にしており、エグゼクティブ・シェフのダンさんが料理だけでなく、使用した農場や収穫時期まで丁寧に説明してくれました。例えば、キングサーモンのフィレは前日の朝に近隣の漁船で捕れたものです。サーモンはあまり好みではありませんが、完食してしまうほど美味しかったです。
また、参加者は近隣の農場へ出向き、食材を自分で収穫。ダンシェフがその場で五つ星の料理に仕上げる体験型プログラムも用意されています。

Returning home. Photo by Kim Edwards.
帰路とまとめ
ランチ後、再びドックでシーボートに乗り込み、わずか15分のフライトでシアトルへ帰還。もし時間が許せば、丸一週間滞在したいほどの魅力がありました。
ポートラドロー・リゾートは、少人数向けの会議やインセンティブに最適な、プライベートかつ独自性の高い体験を提供します。広々とした客室、温かいスタッフ、そしてオリンピック山脈の雨陰に抱かれたプージェットサウンドの絶景が、訪れる全員の心に残ります。




