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象徴的な瞬間

象徴的な瞬間

カトリックの精神に則って告白しますが、私は宗教家ではありません。それでも旅先では必ず街で最も大きな大聖堂の本堂を歩くことになります。特にヨーロッパではカトリックとそのアイコンがリオのビキニのように至る所にあります。パレルモでは昼食前に三つの聖所を巡り、Via RomaからVucciria市場へ向かう道は聖所で溢れています。教会に何が惹かれるのかは説明できませんが、その豪華さと荘厳な雰囲気が融合し、素晴らしく神聖な空間を作り出しているのだと思います。たとえ私のような無神論者でも。

規模はそれほど重要ではありません。フランスの星の光輪に照らされた実物大の磁器製マドンナも、シチリアで眼球を皿に乗せている聖ルチア像も同様に魅力的です(どちらの伝説を信じるかで、彼女は不従順の罰としてフォークで目をくり抜かれたと言われるか、または自ら引き抜いたと言われます)。また、路地や店先の祭壇に置かれた野菜の供え物も好きです。

献身や一貫性、そしてやや安っぽい装飾が私の心に深く響きます。聖人たちの背景がまるでグリム童話のように奇抜でドラマチックに絡み合うからでしょうか。ハリウッドやCGIが誕生する以前の壮大なエンターテイメントです。そこには手に取るように感じられるロマンスがあり、買い物や食事、飲み物で埋め尽くされたゆったりとした休日の合間に、暗い教会に足を踏み入れ、サンダルの下の冷たく滑らかな石を感じ、何世紀ものミサの香りを嗅ぎ、常に開かれた静かなプライベート空間を味わうことができます。誰にでも開かれています。

入場料が18ユーロの場合は例外です。そのときは外観を写真に収め、近くのカンパリとソーダを探すのが私のやり方です。

見つけ方

サンタ・ロザリア聖堂(イタリア・パレルモ)
奇跡のメダル礼拝堂(フランス・パリ)
サンタ・マリア・デ・モンセラート(スペイン・カタルーニャ)

ベッドサイドテーブルに

『聖人 古代と現代』 バーバラ・カラマリ、サンドラ・ディパスクア


トラベルノート
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  • 長い道のりの先で

    モンゴルでの挑戦 私たちはモンゴルで撮影を始めたとき、すぐに困難に直面しました。道路もフェンスも標識もなく、山と山の間の谷に入るたびに泥沼に足を取られ、現地の人々さえもウインチを借りにやって来るほどでした。これは『ロング・ウェイ・ラウンド』の撮影で、エヴァン・マクレガーとチャーリー・ボーマンと共に、ロンドンからニューヨークへと3か月半かけて辿ったルートを追いかけていました。モンゴルの美しさに心を奪われ、困難にもかかわらずここにいられることに感謝の念が湧きました。 映画への情熱は幼少期から 子どもの頃から映画制作に強い関心があり、13歳のときは父の8mmカメラでストックフレームアニメーションを作っていました。ビリヤードの球や庭の家具、玩具の兵隊など、さまざまなものを撮影しました。画質は粗かったものの、映像で創造する楽しさを知る貴重な経験でした。 バイクと大学、そして写真ビジネス 十代になるとバイクレースに夢中になり、試験が終わったらレースで稼ぎ、恋人と過ごすつもりでした。しかし、副校長との偶然の出会いで「学位取得でも給料がもらえる」ことを知り、土木工学を学ぶために大学へ進学しました。

  • マゼラン・モーメント:パタゴニア・フィヨルドをカヤックで横断

    序章:海軍の承認 「今月は海軍全体の視線が君に注がれている。幸運を祈る」と、プエルト・ナタレスの海軍司令官は厳かに握手しながら言った。数週間にわたる計画、会議、点検、そしてスライドショーを経て、ついに海軍の赤い承認スタンプを得た。これでパタゴニアのフィヨルドへ自由に探検できるようになった。 パタゴニアの厳しさと魅力 トーレス・デル・パイネ国立公園で3シーズンのカヤックガイドを務め、遠征ではプエルト・エデンからプエルト・ナタレスまで840km、33日間の旅を経験した。パタゴニアは、アンデス山脈の南側に広がる乾燥したパンパスと温帯雨林が混在し、世界第3位の大陸氷床が頂上にある。西側のフィヨルドは人跡が少なく、潮汐情報も乏しい。天候は独立した存在で、夏でも激しい風と雨、雪が降り続く。救助は数日、時には数週間かかることもある。 冒険の計画 友人で前回の遠征仲間でもあるシーマス・ネアーンと再びチームを組み、プエルト・ナタレスからプンタ・アレナスへ向かう450kmのルートを設定した。内陸フィヨルドとマゼラン海峡を通り、南米大陸最南端のカボ・フロワードで旅を締めくくる計画だ。情報が乏しい中、漁師