新しい自分、イタリアでの3週間フリーランサー体験
ニューヨークの劇場監督アンドリュー・グロッソと衣装デザイナーの妻ベッキーが、イタリアで3週間の無給バケーションを過ごした様子を語ります。言葉の壁や文化の違いに翻弄されたエピソードが満載です。
月曜日:イタリアに永遠に叱られる日
深夜便で到着し、レンタカーのカウンターで「ボン・ジョルノ!」と挨拶。予約はインターネットで済ませたが、店員は「インターネットの予約は受け付けていません」と言う。結局、別の会社へ回され、ようやくフィアット・パンダを手に入れた。
イタリアの高速道路は車線が少なく、パンダは出力が小さいため、トラックの列に追い抜かれがち。アクセルを踏み込んでも車はなかなか進まず、パリのポルシェがすぐ後ろから迫ってくるというハプニングも。最終的にギアダウンして何とか通過したが、右車線を走るとスピード制限が140km/hということを学んだ。
注釈:パンダはマニュアル車なので、初心者はト tollbooth で頻繁にエンストしがちです。
水曜日:フローレンスでバレエシューズ探し
昼食時に全店が閉まっていることに気づく。インターネットがあれば知っていたはずだが、結局情報は手に入らなかった。
金曜日:ダリオの肉料理が人生最高の食事に
午後7時前に「遅くない」ディナーを予約。パンツァーノの肉屋兼レストラン「ソロチッチャ」へ。前菜はカラフルな野菜、パンは地元産の有機小麦、ワインはカラフルなカラフェ。料理は8コースと言われたが、実際は17品近く。カルパッチョやミートボール、ローストなど、シェフの創造力は驚異的だった。
30ユーロで満足のディナーを楽しんだ後、店主がグラッパとハグで送り出してくれた。街のトラックが通りかかっても、パーティは続行された。
土曜日:プラダ・アウトレットでの買い物
ベッキーが「サイズが合わない」「雨合羽は実用的でない」と反論するも、85%オフのジャケットに惹かれたアンドリューは購入を主張。最終的に300ユーロは高すぎると結論。
月曜日:ポンペイ遺跡で古代の残骸を発見
ポンペイは火山噴火で埋もれた古代都市。遺跡には部屋貸し広告やレストランの暖房システム、犬の注意マット、売春宿の看板など、日常的な痕跡が残っている。
火曜日:アマルフィ海岸で現金経済を体感
マリーナ・デル・カントーネでクレジットカードが使えず、ATMも遠くにあることに気づく。地元のフルーツ屋がクレジットで桃をくれ、タバコ屋が自家製リモンチェッロを差し入れ。翌朝、フェリーの船長がアマルフィまでの船に乗せてくれ、そこにはドイツ銀行のATMがあった。
木曜日:ランチの本当の意味を学ぶ
ロ・スコリオは豪華なホテルではなく、シンプルなベッドと海の眺めがある宿。メニューの「塩で味付けしたトマト」は、完熟トマトと海塩、バジルだけのシンプルながら至福の一品。妻はこの料理を5回も注文した。
金曜日:イタリアを理解した瞬間
夜は波の音と潮風の匂いに包まれ、車の警報音やサイレンがない静けさに眠れなかった。早朝に10マイル(約16km)走るランニングを決行。カサのリッジを登り、ピンクに染まる空とレモン・オリーブの畑を見渡すと、イタリアのインフラは「完璧なランチ」を作るために設計されていると実感した。
ランニング中にバジル畑の農家に出会い、感激で「グラツィエ!」と大声で叫んだ。農家は笑って「プレゴ」と返した。
見つける
ソロチッチャ
Via Chiantigiana 5
50022 Panzano-in-Chianti (フィレンツェ) イタリア
+39-055-852727
macelleriacecchini@tin.it
ロ・スコリオ・ダ・トマソ
Piazza delle Sirene 115
80061 Massa Lubrense (ナポリ) イタリア
+39-081-8081026
info@hotelloscoglio.com
走る
アンドリューの朝ラン(Google Maps)


