上海・北京発 中国の田舎でハイキングを楽しむ
小籠包を食べすぎて、都市のスモッグにうんざりしたら、自然の中で長時間歩くハイキングが最高のリフレッシュになります。北京と上海で活動している UnTour Food Tour の共同創業者、カイル・ロングが案内します。
中国は世界で最も人口が多い国ですが、古代遺跡や大都市だけが旅行先というわけではありません。上海または北京から日帰りでも宿泊でも楽しめる、自然豊かなハイキングコースをご紹介します。
北京:古北口(グーベイコウ)での長城宿泊ハイキング
長城といえば八達嶺、慕田峪、司馬台の3つが有名です。観光客が多く、セルフィーの場所取りに苦労します。
代わりに、北京から約2時間のプライベートドライバーで古北口へ向かいましょう。ほとんど人影がなく、村の両側に長城が広がります。川を渡り山を登ると、整備されていない「野長城」エリアで、谷と壁の壮大な眺めを楽しめる約3時間の往復ハイキングができます。
時間に余裕があれば、村に戻って軽食をとり、水分を補給した後、東側の古代仏教寺院を通って古北口長城の正門へ向かうコースもおすすめです。夜宿を希望する場合は、正式には許可されていませんが、テントを張る場所を自分で探す必要があります。壁沿いに300ヤードごとにある見張り塔の平屋根や風除けできる内部が比較的平らでテント設営に適しています。
北京で長年利用しているドライバーのパトリック(連絡先: 13501267887@139.com)にプランを伝えて予約してください。フルデイドライバーは約175米ドルです。中国語に不安がある場合は、北京ハイカーズなどのガイド付きツアーを利用すると安心です。TripAdvisorでも多数の商業ツアーが見つかります。
杭州の茶畑:上海からの日帰りハイキング
ユナイテッド航空がサンフランシスコ‑杭州間の直行便を就航したことは、杭州のビジネス・文化的な重要性が高まっている証です(アリババ本社所在地)。上海から高速鉄道で約1時間で行けるので、早朝に出発して杭州の静かな茶畑を巡るハイキングを楽しめます。中国緑茶の代表格「龍井(ロンジン)茶」の産地として有名な杭州は、人口約900万人の大都市ですが、市中心部からすぐにアクセスできるハイキングコースが点在しています。
観光客が湖畔を散策するだけでも良いですが、茶が栽培されている標高の高い場所へ登ると、涼しい空気と人混みの少なさを実感できます。湖の西南側にある村道の行き止まりが、土の小道へと続き、やがて舗装された山岳トレイルへと変わります。汗をかく価値のある絶景が待っています。
具体的なルート例としては、中国国家茶博物館から出発し、丘を登る道をたどります。途中、龍井村で昼食をとると、地元の家庭料理が楽しめます。その後、標識で「霧の森を流れる九つの小川」と書かれたコースへ。名前の通り美しい風景が広がり、終点の主要道路ではタクシーが待ち受けているので、無理なく戻れます。私たちは湖畔のホテルを拠点に、全長約32kmの大ループを一日で回ったこともありますが、時間がないときは好きな区間だけでも十分です。
中国の大都市近郊でハイキングを楽しむ最大の利点は、疲れたときや道に迷ったときにすぐ近くの幹線道路まで下り、タクシーを拾えることです。周囲の人に不自然だと思われることはありません。
中国の旅を続けよう
野生長城ハイキング・北京の火鍋体験・忘れられた北京のムスリム街区など、他にも魅力的なスポットが満載です。




