上海・北京 完全インサイダーガイド
中国は世界屈指の自然・人工の絶景が揃う国ですが、広大な領土のため旅行計画が難しく感じられます。そこでカナダの旅行専門家ジム・バイヤーズと当社のディールスペシャリストに、上海と北京、二大都市のおすすめ情報を取材しました。

上海
上海は中国の急速な変化の中でも特に劇的に姿を変えました。かつては水田が広がっていた浦東地区は、未来的な超高層ビルと豪華ホテルが立ち並び、夜になると光のショーが繰り広げられます。一方で、象徴的な外灘(バンド)はヨーロッパ風の優雅な建築が並び、歴史的な雰囲気を今も残しています。特にフェアモント・ピースホテルの常設ジャズバンドは必聴です。

上海博物館は中国随一の文化施設で、入館は無料。7,000年の歴史を持つ翡翠(ひすい)やチベットの精巧な仮面などが展示されています。新天地(シンティエンディ)では、革命史とハイエンドショップが融合し、スターバックスで一息つくことも可能です。老城(ラオチェン)の静かな庭園や、南翔饅頭店の豚肉小籠包は、スープと香辛料が絶妙なバランスです。
北京

北京の象徴は、24代の明・清皇帝が暮らした紫禁城です。近くの天安門広場は、1989年の歴史的事件など重要な出来事の舞台となりました。ガイドツアーでじっくり解説を聞くと、歴史の重みが体感できます。スポーツ好きには、2008年北京オリンピックの鳥の巣スタジアムが必見です。

北京らしさを味わうなら、消えつつある胡同(フートン)を散策しましょう。狭い路地裏の四合院は何世紀もの生活が息づく場所です。ツアーで事前に訪れると、急速な近代化の前に古き良き姿を捉えられます。

近郊の観光名所としては、万里の長城は外せません。慕田峪(むてんゆ)は八達嶺より混雑が少なく、長い城壁を背景にフォトスポットやソリ滑りなどのアトラクションが楽しめます。
中国旅行のプロが教えるコツ

移動手段
ホテルで「中国語ピンイン」付きの地図を依頼したり、オフラインで使える CityMaps2Go などのアプリをダウンロードすると便利です。Google マップは利用できないため、バスは避け、地下鉄、タクシー、または配車アプリを活用してください。
言語の壁を乗り越える
観光エリア以外では英語が通じにくいことが多いです。ハイアット・リージェンシーやウォルドーフ・アストリアなど高級ホテル、KPMG や Ernst & Young などの金融街、北京の王府井大教堂や上海の人民広場周辺では若者が英語を話すことがあります。

上海の隠れた名所
天子坊(ティエンツーファン)は個性的なブティックやカフェが集まり、手作り工芸品も楽しめます。七宝古鎮(チーボウ・ゴーチョン)では、シナン路や武康路、杜倫路、恒山路といった静かな通りが広がります。外灘のワンプァクラブで、香菜とごまをトッピングした生煎包(せいじんばお)をぜひ味わってください。

北京の隠れた名所
紫禁城のすぐ近くにある景山公園(ジンシャン・パーク)や、鼓楼の近くの毛兒胡同(マオアル・フートン)、そして国子監通りの皇帝学院は散策に最適です。市内は平坦で自転車レーンが整備されているため、レンタサイクルでの移動が快適です。
食事は、胡同の迷路にある李群(リーチュン)烤鴨(カオヤ)や、上海の香港斑楼(ホンコン・バンロウ)でのハラール料理が人気です。必食は全聚徳(クアンジューデ)烤鴨、麻辣湯(マラタン)火鍋、涼皮(リャンピ)麺、炸灌腸(ザガンチャン)スナックです。
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