メトロポリタン美術館 完全ガイド:賢い旅行者のための攻略法
ニューヨークのメトロポリタン美術館(通称「The Met」)は、2,000年以上にわたる歴史と2百万点以上の作品を誇る世界最大級の美術館です。壮大なホールを歩きながら、貴重な芸術品に囲まれる体験は、訪れた者の心を奪います。NYへ旅行するなら、The Metは絶対に外せないスポットです。
メトロポリタン美術館の歴史
1870年、文化と芸術をすべてのアメリカ人に届けようという先見的な考えから設立が構想され、1880年に現在のゴシックリバイバル様式の建物がセントラルパーク内に完成しました。その後、増築が続き、元の建物を取り囲むように新館が建設されました。5番街側の象徴的な正面は1926年に完成し、今も写真スポットとして人気です。敷地面積は2,000,000平方フィートを超え、一度の訪問で全館を回るのは難しい規模です。
本ガイドでは、メトロポリタン美術館の見どころを効率的に巡るコツをご紹介します。
メトロポリタン美術館への訪問ポイント
2016年7月~2017年6月の1年間で、メトロポリタン美術館本館・クロイスターズ・ブロイヤーの3館を合わせた来館者数は700万人を超え、年々増加しています。事前に計画を立てて、混雑を避けましょう。
おすすめの訪問時間は平日の午後です。学校が終わり、地元の人々が仕事に戻る時間帯なので、比較的空いています。5月から10月下旬までの期間は、屋上のRoof Garden CaféやMartini Barから眺めるマンハッタンの景色も楽しめます。
開館時間
最新の開館時間は公式ウェブサイトをご確認ください。
入場料とチケット情報
ニューヨーク州在住者および近隣州(ニュージャージー州・コネチカット州)の学生は「pay‑as‑you‑wish」制で、当日入場が可能です。その他の来館者は、
・大人 $25
・シニア $17
・学生 $12
の料金で、メトロポリタン本館・ブロイヤー・クロイスターズの3日間連続入場が可能です。
ニューヨークシティパス(NYC PASS)を利用すれば、チケット窓口の長い列をスキップできます。
主な展示・見どころ
メトロポリタン美術館は常設展示と期間限定展の両方で多彩なコレクションを披露しています。特に見逃せないのは、サックラーウィングにある「デンドゥル神殿」(紀元前10年頃のエジプト寺院)。1965年に寄贈されたこの神殿は、まさに実物大の古代遺構です。
過去の特別展では、ミケランジェロ、ロダン、古代中国の芸術家の作品や、メデューサ(古代美術)、イタリアで活躍したアメリカ画家、日本の鎧など多様なテーマが取り上げられました。来館時にはインフォメーションデスクで最新の展示カタログを入手し、無料のボランティアガイドツアー(複数言語対応)に参加すると、より深く鑑賞できます。
コレクション概要
美術館のコレクションは地域別・媒体別に分類され、以下の部門で傑作が展示されています。
- アメリカウィング:17世紀から20世紀までのジョン・シンガー・サージェントやメアリー・カサットらの作品。
- 古代ギリシャ・ローマ美術:4500年前までさかのぼる17,000点の遺物。
- 古代近東美術:メソポタミアを中心とした7,000点。
- 武器・甲冑:装飾性と機能性に優れた武具コレクション。
- アフリカ・オセアニア・アメリカ大陸美術:サハラ以南のアフリカ、太平洋諸島、北中南米の民族美術。
- アジア美術:35,000点以上の絵画、陶磁器、金工など。
- ファッション・コスチューム・インスティテュート:17世紀からの衣装とアクセサリー。
- ドローイング・プリント:15世紀以降の欧米の素描・版画。
- エジプト美術:先史時代からローマ時代までの26,000点。
- ヨーロッパ絵画:13世紀〜19世紀の名作(フェルメール、ゴッホ、モネ、ゴッホ、ゴヤ、セザンヌ、カラヴァッジオ、ルノワールなど)。
- ヨーロッパ彫刻・装飾美術:15世紀から20世紀の彫刻、家具、ジュエリー、タペストリー。
- イスラム美術:スペインからモロッコに至るまでの宗教・世俗美術と幾何学模様。
- 中世美術・クロイスターズ:4世紀〜16世紀のヨーロッパ・地中海地域の芸術、ユニコーン狩りのタペストリーや12世紀の象牙十字架など。
- 近現代美術:オーキーフ、ピカソ、ポロック、マティスなど20世紀の巨匠作品。
- 楽器コレクション:2,000年にわたる音楽史を示す楽器。
- 写真:1830年代のカメラ発明から現在までの25,000枚の写真。
以上のように、メトロポリタン美術館はNYCの必見スポットです。ニューヨークシティパスを利用すれば、他の人気観光地と合わせてお得に回れます。事前に訪問計画を立て、好きな作品や展示を見逃さないようにしましょう。
近隣の宿泊施設
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