芸術愛好家のためのデンバー美術館完全ガイド
地元の人や常連ファンはデンバー美術館を愛称「DAM」と呼びます。世界各国の美術品や講演、様々な企画展が充実しており、訪れる価値は抜群です。全体を堪能するには、少なくとも半日以上はゆっくりと鑑賞することをおすすめします。
入館料
チケットは公式サイト、館内、または電話(ミュージアムへお問い合わせ)で購入できます。コロラド州在住者は州外の来訪者より若干割安です。
デンバーの他の人気スポットと合わせてお得に回りたい方は、CityPASSをご利用ください。デンバー植物園、自然科学博物館など主要観光施設の入場料が割引になります。
駐車場情報
美術館は13番通り(13th Avenue)とブロードウェイとバノック・ストリートの間に位置しています。路上駐車やメーター駐車が可能ですが、混雑時は近隣の有料駐車場をご利用ください。最寄りは12番通りとブロードウェイの交差点にある「Cultural Center Complex Garage」です。事前にマップで徒歩距離を確認するとスムーズです。
コレクション概要
常設展示に加えて、デンバー美術館(DAM)には世界各地の美術品を集めた14のコレクションがあります。全体で70,000点以上が展示されており、以下のようなジャンルが揃っています。
- 建築・デザイン・グラフィック – 建築図面やシルクスクリーン、ロックンロールのポスター、そして歴史的な銀製品やデザイナーズチェアが展示。
- アメリカ先住民美術 – 何千年もの歴史を持つ部族の遺物や現代作品まで、全米の部族を網羅。
- 繊維・ファッション – 古代テキスタイルから現代のファイバーアートまで5,000点。清朝の宮廷衣装やレオナルド・ダ・ヴィンチ時代の聖職者服、300点以上のアメリカンキルトも必見。
- 先コロンブス美術 – 中南米・メソアメリカの陶器、翡翠、金、石、テキスタイルなど。
- 近代・現代美術 – 1900年代初頭から現在までの12,000点以上。アンディ・ウォーホル、パブロ・ピカソ、ジョージア・オキーフ、アンリ・マティスなどが含まれます。
- 写真 – 19世紀アメリカ西部の写真など、写真愛好家を魅了するコレクション。
- スペイン植民地美術 – 南北米と米西部のスペイン支配時代(15世紀後半〜19世紀中頃)の作品。
- アジア美術 – 6000年以上の歴史を持つ中国・日本の名作が展示。
- オセアニア美術 – 南ポリネシアの彫刻や木工、近代作家ラベン・サカレ、マティアス・カウアゲの作品。
- ペトリ・インスティテュート・ウエスタン・アメリカ美術 – ワイルドウェストの彫刻・絵画・紙媒体が200年分。
- アフリカ美術 – 宝石、織物、版画、絵画など、古代から現代までの多彩な作品。
- ヨーロッパ・アメリカ美術 – クロード・モネ、ウィンスロウ・ホーマー、カミーユ・ピサロらの作品。1900年以前のヨーロッパ美術と1945年以前のアメリカ美術、そして中世までさかのぼるバーガー・コレクションが含まれます。
プログラム・講演
美術館は講演やワークショップも充実しています。2007年から開催されている「Logan Lecture Series」では、国内外の現代アーティストが作品について語ります。他にも、専門家による特別講演、Anderman Photography Lecture Series、スタッフと来館者が対話する「Insight」などがあります。月に一度開催される執筆・デッサンのドロップインクラスも好評です。
企画展情報
定期的に入れ替わる企画展は、初めての来館者にもベテランにも大きな魅力です。単一作家の回顧展から、世界各地のテーマ展まで幅広く開催。インタラクティブなインスタレーションや日本の侍甲冑など、見どころは常に変化します。最新の開催情報は公式サイトでご確認ください。
開館時間・訪問ベストシーズン
最新の開館時間は公式ウェブサイトをご参照ください。作品数と展示規模の大きさから、ゆっくりと時間を取って鑑賞することをおすすめします。
周辺宿泊施設
デンバー市内での滞在は、美術館やその他の主要観光スポットに近い宿泊先を選ぶと便利です。以下のマップで最適なホテルを探してみてください。
CityPASSでお得に訪れる
デンバー美術館だけでなく、ダウンタウン・アクアリウムや自然科学博物館、植物園などの入場料が割引になるCityPASSを利用すれば、家族連れでも予算を抑えて観光が楽しめます。
ヘッダー画像提供: デンバー美術館




