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スコットランド低地で楽しむ朝食:野生マスとインド風ケジリー

スコットランド低地で楽しむ朝食:野生マスとインド風ケジリー

テントから少し不平を言いながらも身を起こすと、昨夜の雨でできた小さな水たまりが足元に残っている。小川へ降りて袖をまくり、岩陰に挟まっていたドライバッグを取り出し、やかんに水を入れてお茶を沸かす。臨時の冷蔵庫で一晩冷やしておいた野生マスの切り身は、紫と緑の皮色はやや薄れたものの、身は濃いピンク色を保ち、養殖マスの淡い色とは一線を画す。

前夜の夕食の残りご飯はフリースジャケットの中に包んで温め、鍋の中には数個のアヒルの卵が入っている。昨日訪れた農場で手に入れたインドの米とスパイスが、魚と卵という植民地時代の要素と混ざり合い、現地料理のキチリがケジリーへと変貌した。

ケジリーのレシピにはカレー粉を入れるものもあるが、本格的なインド料理人は棚の奥にあるあいまいな茶色の粉を使うことはしない。以下のスパイスミックスを使うか、好みで加えてみてほしい。乾燥した全スパイスは重量が軽く、分量を少し変えるだけで味が大きく変わるので、ぜひ実験してみよう。

スコットランド低地で楽しむ朝食:野生マスとインド風ケジリー

材料(2人分)

  • 野生マスの切り身 200g
  • 炊いたバスマティ米 150g
  • アヒルの卵 2個
  • インド産スパイス(クミン、コリアンダー、カルダモン、マスタードシード、フェンネルシード)適量
  • 塩・胡椒 少々
  • レモンのくし形切り 適量

スパイスはフライパンで軽くローストし、すり潰してから加えると香りが引き立つ。すべての材料を鍋に入れ、軽く煮込めば、スコットランドの自然とインドの風味が融合した贅沢な朝食が完成する。

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