ギリシャの驚くべき青い洞窟
ギリシャは自然の驚異が数多く点在する国です。その中でも特に人気が高いのが、光が水面に当たると青く輝く「青い洞窟」です。太陽・海・大地が織りなす幻想的な光景は、写真映え間違いなしのスポットです。
メリッサニ湖洞窟(ケファロニア)
伝説によれば、恋に裏切られたニンフ・メリッサニが自ら命を絶った場所にちなんで名付けられたといいます。サミの西約2kmに位置し、世界で最も美しい自然景観のひとつとして度々紹介されています。
洞窟へは地下通路を降りていき、そこからボートで湖の中心へ向かいます。かつては二つの部屋に分かれていましたが、何千年も前の地震で天井が崩れ、自然の窓ができました。その窓から差し込む光が水面にさまざまな青色のグラデーションを描き出します。
エンジン音のない小さなオールボートで湖面を滑る静けさは、まさに奇跡的な体験です。洞窟は1951年に発見され、内部の鍾乳石は2万年以上前のものと推定されています。湖の中央にある小島では、かつて神パーンが崇拝されていた痕跡も見つかっています。
湖洞窟の特徴は、下の澄んだ青い水と、上部に広がる緑豊かな植生のコントラストです。光が水面に映える様子を最大限に楽しむには、午前11時から午後1時の訪問がおすすめです。
パパニコリス洞窟(レフカダ)
レフカダはエメラルドグリーンの海と白い砂浜で知られ、石灰岩が多く分布しています。この石灰岩が海岸に点在する洞窟群を形成しています。
レフカダの東12海里に位置する小島メガニシにあるパパニコリス洞窟は、第二次世界大戦中に潜水艦が隠れたことから名前が付けられました。悪天候時の船の避難所や、海賊から身を守る拠点としても利用されました。
全長120メートル、幅60メートルとギリシャで2番目に大きな海の洞窟です。内部では太陽光が透明な海水に反射し、洞窟壁や鍾乳石全体に青い光が踊ります。
冷たい海に飛び込む勇気がある方は、洞窟の奥にある小さな砂浜でひと息つくことができます。
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