インディオ・ビエホを作った日
朝9時、レオンのLa Siesta Perdidaホステルに到着したとき、暑さで汗だくだった。前日に延期されたインディオ・ビエホ料理教室に胸を躍らせ、オランダ人ガイドが元気に迎えてくれた。
ガイドは、まず市場へ行って食材を集め、次にドーニャ・アナさんの自宅で実際に調理する流れを説明した。(今回は肉を使わず、ベジタリアンバージョンにアレンジ)
9時30分頃、レオンの市場はすでに活気に満ちていた。ベンダー同士が価格交渉を繰り広げ、色とりどりの野菜や果物が並ぶ。中米の市場に慣れていた私たちでも、アチョテという赤いペーストや、ピンクのトウモロコシミルク飲料チチャ、塩味の揚げチーズキューブなど、初めて見る食材が多くて驚いた。リストに入っていなかった生きたトカゲまで目に入ったが、結局購入したのはアチョテ、トマト、ピーマン、プランテーン、オレンジ、玉ねぎ、コーンミール、塩、油だけだった。

買い物袋を抱えて20人ほどの地元住民と一緒にピックアップトラックに乗り込み、レオンの先住民地区サブティアバへ向かった。高級な料理スタジオとは違い、日常の生活に根ざした本格的な体験が待っていた。
トラックを降りると、土の道を通り、闘鶏場の横を通り抜けて、ドーニャ・アナさんの小さな鉄板屋根の家の横にある屋外キッチンへ。大きな鉄鍋でオープンフレームの火を使って調理する。

まずは近くのトルティーヤ工場へ。そこで4人の女性が1日あたり2,000枚以上のトルティーヤを作っている様子を見学した。ゴスペルの歌と雑談が流れる中、手早く生地を伸ばす技術を披露。思ったより手間がかかり、1枚作るのに約5分かかった。

10枚ほど作り終えると、ドーニャ・アナさんの家に戻り、彼女は自分の家族や近所の人々、飼い猫や雄鶏、そして生まれたばかりの子犬の話を交えながら、調理の手順を丁寧に教えてくれた。
インディオ・ビエホは、濃厚なシチューのような料理で、作り方はシンプル。ドーニャ・アナさんとその娘と一緒に食べながら、地元の逸話に耳を傾けた。
レシピだけでなく、トルティーヤ職人や家庭の暮らし、近所の噂話までニカラグアの日常が垣間見える貴重な体験だった。スペイン語が話せるとさらに深く楽しめるので、ぜひおすすめしたい。
レオン(ニカラグア)でインディオ・ビエホを作る
ナカシ・ツアーズが提供する、La Siesta Perdidaでのインタカルチュラル体験。
ベジタリアン・インディオ・ビエホ(4人分)
材料:
・黄プランテーン 3本
・トマト 適量
・玉ねぎ 適量
・アチョテペースト 小さじ2
・オレンジジュース 適量
・植物油 ¼リットル
・ペパーミント 1束
・塩 適量
・トルティーヤ生地(10枚分)
調理手順
野菜は縦にスライスし、プランテーンは一口大に角切りにする。水2リットルにトルティーヤ生地、アチョテ、塩、オレンジジュースを加えて滑らかに混ぜ、そこに野菜を入れる。強火で加熱しながら絶えずかき混ぜ、ダマにならないようにする。必要に応じて生地を足してとろみを出し、色付けにアチョテを追加する。
いただきます!




