ゴゾ:マルタ本島だけでは味わえない魅力
マルタ本島だけで旅行を終えるのは、ニューヨークでブルックリンに足を踏み入れないのと同じです。小さな姉妹島ゴゾを訪れないと、マルタの魅力の大切なピースを見逃すことになります。短時間のフェリーで行けるゴゾは、どんな旅程にも完璧なアクセントを加えてくれます。
ゴゾはコンパクトなので、日帰り旅行に最適です。マルタ本島は南北を車で約45分で走破でき、ゴゾはその約1/3(長さ14km、幅7km)しかありません。朝のフェリーで上陸し、島内を散策したら、夕方のフェリーで本島へ戻るだけのシンプルなプランです。
徒歩で回る必要はありません。多彩な交通手段が揃っており、私の同行者ウメイとロブはフェリーターミナルすぐ外にあるホップオン・ホップオフバスを利用しました。好きな場所で降りて、ゴゾの主要スポットを自由に巡れます。
緑豊かな田園風景が広がるゴゾは、マルタ本島に比べてゆったりとした雰囲気が漂います。夜の賑やかなナイトライフを求める旅行者は本島へ。ゴゾはリラックスとデジタルデトックスに最適です。
宿は農家宿(agriturismo)がおすすめ。改装された農家住宅で、セルフケータリングやフルボードの食事が楽しめます。地元産の新鮮な食材が揃うのが魅力です。
マルタ料理に舌鼓。ゴゾ産のチーズ「Gbejniet」や地元ワイン、オリーブ、シーフード、野菜たっぷりの手作りパスタは必食です。私たちはまず首都ヴィクトリア(人口約6,000人)へ。石畳の通りと広場、そして美しい教会群(マルタ全体で359教会、ゴゾだけで46教会)を散策しました。
街を見下ろすシタデルへ登頂。ユネスコ暫定世界遺産に指定された壮大な要塞です。

シタデル内のレストランTa’ Rikarduでランチ。地元産の食材を使った料理が並び、ボトル1本6.50ユーロとコスパ抜群。リコッタチーズの手作りパスタや季節野菜を屋上テラスで味わい、マルタ海のパノラマビューを堪能しました。
満腹になった後はさらに散策。ゴゾでの滞在が「全部ここで過ごしたい」と思わせる理由は、自然の美しさと日常のストレスからのリセット効果にあります。
車をレンタルすれば、静かな入り江やビーチへハイキングでアクセス可能です。特に肩シーズン(4〜5月、9〜10月)は人が少なく、のんびりとした時間が過ごせます。マルタのペストリーやパスティッツ、パスタ、ワインもぜひ味わってください。
ゴゾはハイカーとダイバーの聖地。ドウェイラの「アズール・ウィンドウ」跡近くのブルーホールは、世界有数のダイビングスポットです。28メートルの石灰岩アーチが崩壊した場所で、リーフがないため深い地中海のダイビングが楽しめます。
フェリーへ戻る途中、段々畑や伝統的な農家住宅が続く風景に心が和み、もっと時間が欲しいと感じました。ゴゾ、また必ず訪れます。
実用情報
フェリーでゴゾまで約25分。ルカ空港からは標識に従い、Cirkewwaターミナルへ向かって車で向かいます。
車がない場合は、バレッタやスリーマからターミナル行きのバスがあります。ゴゾ島内のバスは本数が多く、1日乗り放題チケットは2.60ユーロ。公共交通の詳細はこちらをご覧ください。
夏季は30分ごとにフェリーが運航(冬季は間隔が長くなる)。時刻表はこちらで確認できます。往復チケットは4.65ユーロ(オフシーズンは4.05ユーロ)。
柔軟な移動を望むならレンタカーが便利です(1日あたり12.80ユーロ+ドライバー代)。宿泊を組み合わせるとさらに快適です。
ターミナル発のホップオン・ホップオフバスは45分間隔で運行。1日乗車券は22.50ユーロで、音声ガイドが含まれます。早めに出発すれば、Xewkija教会など人気スポットでの待ち時間を減らせます。
必見スポット:ヴィクトリア・シタデル、マルサルフォーン・ビーチ、ドウェイラのアズール・ウィンドウ&インランドシー(ボートツアー)、コミノのブルーラグーン(Mgarrからフェリー)、ガンティジャ遺跡、Ta’ Pinu大聖堂、ラムラ・ベイ、Gharb、Xewkija、San Lawrenzなどの村。
ウォーキングコースの詳細はこちら。
宿泊予約はGozo.comで。農家宿、B&B、ホステルなど豊富に揃っています。
本記事はiambassadorが実施した「Island Malta」キャンペーンのブログ投稿を元に、マルタ観光局とエア・マルタの協力の下作成しました。執筆は個人的体験に基づき、客観的な視点で行っています。




