サマーヤ:時間とつながりを映す写真と短編映画
コンセプト
私たちは小さくて美しいものを作りたかった。サマーヤ(Samaya)という言葉は、古代インドのサンスクリット語に由来し、単語一つに留まらない広い意味を持ちます。本プロジェクトでは、サマーヤの豊かな意味を「共通のつながり」と「時間」の二つの要素に置き換えました。
アイスランドでの撮影
氷上に付いたアイゼンが音を立て、私たちはゆっくりと氷河を登っていきました。やがて黒氷(ブラックアイス)に近づくにつれ、風景は正直でドラマティック、そしてリアルに映し出されました。この不思議な黒氷は、無限に広がるエッジのない表面で、無数の小さな要素が組み合わさり、ひとつの読み取れる全体像を作り上げています。
今日のアイスランドは、変わりゆく自然と人々の姿を映し出す舞台です。その風景は想像と描写が重なり合い、意味と魔法に満ちていますが、産業活動や人間の影響で徐々に削られ、砕かれつつあります。脆い巨人たちが震える中、私は風を背に受け止め、歩みを続けました。
作品と受賞
この1週間の旅の成果は、クラウス・フェングラーとフランツ・ヴァルターによる写真シリーズ、そしてフランツ・ヴァルターが撮影・編集した短編映画です。アンドレア・ヒッツェマンとビョルグヴィン・ヒルマルソンがバックグラウンドで支えてくれました。当初は写真シリーズを補完するだけの予定でしたが、短編映画は今年、バンフ、ケンダル、グラーツ、サン・アントンなど主要なアウトドア映画祭で上映されました。




