テナム・プエンテ考古遺跡 – コミタン郊外の歴史的テラス群
概要
コミタン中心部から車で約30分(15km)に位置するテナム・プエンテ考古遺跡ゾーン(Zona Arqueológica Tenam Puente)は、もともと丘の上にあり、後に階段状のテラスへと改造されました。テラス上には建物や広場、そして球技場(ボールゲームコート)が点在しています。
交通と交易の要衝
この遺跡はチアパス高原(Altos de Chiapas)とグアテマラを結ぶ古代交易路上に位置しており、重要な商業ネットワークへのアクセスが可能でした。その証拠として、石膏(アルバスター)製品、貝殻、金属製品など多様な遺物が出土しています。
考古学的意義
テナム・プエンテは、古典期から後期古典期への移行期を象徴する遺跡であり、チアパス考古学において最も研究が進んでいない時代の一つを代表しています。
眺望と自然環境
遺跡のシタデルからは、コミタン平野を一望でき、周囲の多数の樹木が景観に彩りを添えています。



