カンボジア旅行の費用はどれくらいかかりますか?
カンボジアは「バックパッカー向き」とよく言われますが、実際に1日30米ドル以下で過ごすのは簡単ではありません。特に、1米ドルが約70インドルピーと高価な通貨である日本人にとっては、1日20ドルでもかなりの出費に感じられるでしょう。
※本記事は2016年執筆です。インフレや為替変動により現在の費用は上昇している可能性がありますが、カンボジア旅行の概算費用としては参考になるはずです。

それでは、具体的な費用感を見ていきましょう。
カンボジア旅行の総額はどれくらい?
カンボジアでは「1ドルだけで全てが揃う」ように見えることが多いですが、実は隠れた出費がたくさんあります。たとえば、トゥクトゥクのシェア乗車は1ドル、飲み物も1ドル、安価なスナックやバナナも1ドルで手に入ります。こうした小さな支出が積み重なると、気がついたときに予算オーバーになることがあります。
まずは、無駄な出費を抑えるコツをご紹介します。

「1ドル商品」に注意する
カンボジアでは「1ドル未満で売る」ことはほとんどありません。現地通貨リエルは1米ドル=約4,000リエルですが、観光客向けの価格設定はドルベースになることが多いです。たとえば、ココナッツは現地の人にとっては2,000リエル(約0.5米ドル)ですが、観光客は1ドルを要求されます。
私が1.5リットルのミネラルウォーターを購入したときも、店員は必ず1ドルを要求しました。しかし、スーパーマーケットで同じ商品を買うと、1,000リエル(約0.25米ドル)で購入でき、実際の相場は75セント程度です。この経験から、1ドル商品は必ず交渉するようにしています。

実際にかかった費用の内訳
私の旅行は主にプノンペンとシエムリアップで過ごし、シエムリアップからプノンペン、最後にシハヌークビルへと移動しました。20日間の旅費は約350米ドルで、内訳は以下の通りです。
- ビザ・オン・アライバル料金:30米ドル(空港で支払い)
- アンコールワット3日間パス:40米ドル
これ以外は、現地での生活費を抑えるために工夫しながら過ごしました。特に、旅行初期は料金感覚が掴めずに多少の無駄遣いがありましたが、慣れてくると1日10米ドル以下で過ごすことも可能です。
宿泊費
エアコンなしのドミトリは1泊3〜5米ドル。2人部屋のプライベートルームは1人あたり5米ドル、エアコン付きドミトリでも5米ドルで確保できます。島部では15米ドル以下でバンガローを借りられます。
食費
屋台の基本的な食事は1.5米ドル程度。レストランの食事は7米ドルからで、特別に高くはありません。
飲料・水代
ビールはハッピーアワーで0.5米ドルで楽しめますが、1.5リットルのミネラルウォーターは小さな店舗で1ドルです。スーパーマーケットでは0.5米ドルで購入できることもあるので、価格を比較して節約しましょう。
交通費
トゥクトゥクは距離に応じて3〜10米ドル、バイクタクシーはその半額程度です。長距離バスは10米ドルで、ホテルまでのピックアップも含まれます。
1日の目安は以下の通りです。
- 食事:3.5米ドル
- 水:2米ドル
- その他飲料:1〜2米ドル
- 宿泊:3米ドル
合計で10米ドル以下で過ごすことが可能です(島での滞在は別途5〜10米ドルが必要になることがあります)。

カンボジアへの移動手段と費用
アジア各地からの格安航空便やバスが頻繁に運行しています。バンコクやクアラルンプールからのフライトは70米ドル前後で予約可能です。もっと予算を抑えたい場合は、バンコク、ホーチミンなどからバスで入国し、陸路での入国手続きを利用すると安く済みます。なお、カンボジア国内には鉄道はありません。




