子どもと一緒に日本旅行を楽しむコツとおすすめスポット
子ども連れの旅行は特有の課題がありますが、日本は子どもと一緒に安全に旅行しやすい国です。ここでは、家族旅行をもっとスムーズに、費用を抑えて、楽しくするためのポイントをご紹介します。また、子どもと日本旅行に関するブログシリーズもご覧ください。
日本の運賃や入場料は、年齢ではなく学年で区分されることが多いですが、海外からの旅行者は年齢で区分されることが一般的です。中学生以上(12歳以上)は大人料金、12歳未満は割引料金が適用されます。6歳未満(保育園児)は多くの場合無料です。
交通手段
電車
電車は日本各地を効率的に移動できる便利な手段です。ただし、平日の朝夕ラッシュ(7:00‑9:00、17:00‑19:00)は駅構内が混雑します。小さな子どもは人混みで離れないようにし、可能であればラッシュを避けるのがベストです。乗車時は必ず手を握り、ベビーカーやベビーベッドを利用する場合は乗り換えに余裕を持ちましょう。ほとんどの大駅にはエレベーターがありますが、場所が分散していることがあります。
多くのローカル列車では妊婦や小さな子ども用の優先席があります。車両の多くにはトイレが備わっており、トイレットペーパーはありますが、ペーパータオルはありません。
電車の運賃区分は以下の通りです。
- 大人(12歳以上)
大人料金が適用されます。 - 子ども(6〜11歳)
大人料金の50%。JRの特急・指定席料金も半額ですが、グリーン車は全額です。 - 幼児(1〜5歳)
大人1名につき2名まで無料。追加の幼児は子ども料金(50%)が適用されます。 - 乳児(1歳未満)
座席を占有しない限り無料。座席を使用する場合は子ども料金が適用されます。
ほとんどのJRパスは6〜11歳の子どもに50%割引を提供しています。
バス
ローカルバスの子ども割引は電車と同様です。高速バスでは割引がない場合もあり、ある場合は50%未満になることが多いです。乳児は座席を占有しない限り無料です。
バスではチャイルドシートは義務付けられておらず、むしろ禁止されている路線もあります。高速バスに乗る乳児は必ず大人が抱えて座る必要があります。
レンタカー
6歳未満の子どもは後部座席にチャイルドシートを使用しなければなりません。レンタカー会社でチャイルドシートのレンタルが可能です。
宿泊施設
西洋式ホテルは部屋単位で料金が設定され、定員に制限があります。12歳未満の子どもは大人と同室で寝ることが許可されることが多く、エキストラベッドやベビーベッドは有料で提供されます。宿泊施設ごとに子どもに関するポリシーが異なるため、事前に確認してください。
旅館や民宿では食事付きの料金設定が一般的で、年齢や食事の種類に応じた料金体系があります。
- 大人食
12歳以上は大人料金。 - 子ども食
12歳未満で子ども用食事を選択した場合は割引料金。 - 食事なし
ベッドだけ利用し、親と同じ食事を取る幼児は更に割安。 - 乳児
食事を提供しない乳児は無料になることが多い。
家族向けのバケーションレンタル(短期賃貸住宅)も選択肢に入れると、大人数でも費用を抑えやすくなります。
食事
日本全国にファミリーフレンドリーなレストランが多数あります。ファミリーレストランやチェーン店は子どもメニューや子ども用ブースが充実しており、メニューに食材表示があることが多いです。回転寿司や食堂も子ども連れに優しいですが、夜になると喫煙や騒がしいことがあります。屋台や狭いカウンター席は避けた方が無難です。
多くの店で子ども用のハイチェアやブースターシートが用意されていますが、ベルトが付いていないことがあるため、スカーフや荷物ベルトで固定すると安心です。
おむつ替え・授乳・公衆トイレ
男女兼用の多機能トイレにおむつ交換台が設置されていることが増えてきました。日本の公衆トイレは基本無料で、デパート、ショッピングモール、駅、コンビニなど至る所にあります。バリアフリー対応トイレは広く、ベビーチェンジングステーションが完備されています。
授乳は公共の場でも可能ですが、目立たないように配慮しましょう。大型商業施設やテーマパークでは授乳室が設置されていることが多いです。
温泉
多くの温泉旅館や銭湯では家族向けの貸切風呂(家族風呂)を提供しています。予約が必要で、45分あたり2,000〜5,000円程度が相場です。近年は客室にプライベート温泉を備える旅館も増えていますが、料金は高めです。
おむつを使用中の乳児は温泉に入れません。また、温泉の温度や湯質が子どもに合わない場合があります。男女別の大浴場では、家族の同伴があれば9歳までの子どもは異性の浴場に入れることがありますが、地域により異なります。
観光スポット
美術館、テーマパーク、遊園地などの入場料は12歳以下の子どもが半額になることが多く、学生割引もあります。以下は子ども連れにおすすめの観光地です。
テーマパーク・遊園地
東京
東京ディズニーリゾート
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの2つのテーマパークからなる日本屈指のファミリー向けリゾートです。
大阪
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
ハリウッド映画をテーマにしたアトラクションが多数。スパイダーマンやハリー・ポッターなどが楽しめます。
富士五湖
富士急ハイランド
絶叫系アトラクションが充実した遊園地。世界記録を持つジェットコースターが多数あります。
東京
キッザニア東京
豊洲のららぽーとにある屋内型子どもテーマパーク。子どもが大人の仕事体験ができます。
名古屋
レゴランド・ジャパン
レゴブロックで作られたミニチュア日本の観光名所「ミニランド・ジャパン」も見どころです。
東京
レゴランド・ディスカバリー・センター東京
お台場のデックス東京ビーチにある小規模レゴテーマパーク。周辺にはジョイポリスやマダム・タッソーなども。
全国のテーマパークは「遊園地・テーマパーク」ページでさらにチェックできます。
アニメ・マンガ
東京
ジブリ美術館
スタジオジブリの作品世界を体感できる美術館。事前予約制です。
川崎
藤子・F・不二雄ミュージアム
ドラえもんの作者・藤子・F・不二雄の作品を中心に展示。子ども向けの体験コーナーがあります。
東京
サンリオピューロランド
ハローキティをはじめとしたサンリオキャラの屋内テーマパーク。ショーやアトラクションが充実。
他のアニメ・マンガ系スポットは「マンガ・アニメガイド」や「東京アニメガイド」からご確認ください。
歴史体験
長野
キッズ忍者パーク
戸隠の山中にある忍者体験施設。障害物コースや手裏剣投げが楽しめます。
日光
江戸ワンダーランド 日光江戸村
江戸時代の街並みを再現したテーマパーク。忍者ショーや衣装体験が人気です。
京都
東映太秦映画村
江戸時代の街を舞台にした映画セット。時代劇の撮影見学やコスプレ体験ができます。
博物館
埼玉
鉄道博物館
JR東日本が運営する大型鉄道博物館。実物車両やシミュレーターが充実。
名古屋
SCMAGLEV&鉄道博物館
新幹線や磁気浮上式鉄道に特化した展示が魅力です。
京都
京都鉄道博物館
蒸気機関車から最新の新幹線まで、鉄道の歴史を総合的に展示。
東京
国立科学博物館
上野公園にある科学・自然史の総合博物館。体験型展示が豊富。
東京
日本科学未来館
お台場にある未来志向の科学館。ロボットや宇宙、環境問題の展示がインタラクティブ。
自然・スポーツ
猿沢池・猿田彦などのモンキーパーク
日本各地にあるニホンザルの自然観察ができる公園。雪猴が温泉に入る姿が有名。
雪遊び・ウィンタースポーツ
12月から3月にかけて北部・中部の山岳地帯でスキーやスノーボードが楽しめます。子ども向けの遊び場も充実。
沖縄
美ら海水族館
世界最大級の水槽を持ち、ジンベエザメやイルカショーが見どころ。
大阪
海遊館
太平洋の海洋生物をテーマにした大型水族館。ジンベエザメが泳ぐ大水槽が有名。




