サンタフェで体験する恐怖の幽霊伝説
闇と魅力的な歴史に惹かれるなら、ニューメキシコ州サンタフェが忘れられない体験を提供します。街中に点在する不気味な史跡が、何層にも重なる過去の物語をささやきます。秋の澄んだ空気と長くなる夜に、サンタフェのミステリアスな雰囲気を深める恐怖の幽霊伝説をご紹介します。
裏切られた男
ラ・フォンダ・オン・ザ・プラザホテルのロビー横にあるラ・プラズエラ・レストランは、元々宿屋のオープン中庭でした。ここには著名な政治家が宿泊し、妻が他の宿泊客と不倫している現場を目撃。その怒りの瞬間に男を撃ち、すぐに庭の木に首吊りにされたと伝えられています。今でもレストラン内で彼の怨念がさまようという目撃情報が報告されています。
シガーをくゆらせる修道女
ロレト修道会のシスター・ジョージは、かつてロレト・アカデミー(カトリック系女子校)で教鞭をとっていた修道女です。1970年代後半から、ホテル内の『ザ・スリー・シスターズ・ブティック』で不思議な現象が頻発しました。毎日金庫に10ドル紙幣が現れたり、衣装ラックが宙に浮いたり、ライトがちらつくと同時にシガーの煙の匂いが漂うといった報告があります。シスター・ジョージが本当にシガーを吸っていたかは謎のままです。
256号室に宿泊
サンタフェ中心部の歴史的敷地6エーカーに位置するラ・ポサダ・デ・サンタフェは、1882年にアブラハム・スターブが建てたビクトリア様式の邸宅『スターブ・ハウス』を有します。スターブは南北戦争中に米軍の供給業者として財を成し、妻ジュリアのために3階建てのレンガ造りの豪邸を建てました。第2階に広い居住空間があり、そこから上がる壮大な階段が特徴です。第3階の舞踏室はサンタフェ社交界の中心で、ジュリアはここで数々のパーティーを開催しました。
しかし、7人目の子どもが誕生後すぐに死去し、ジュリアは深い悲嘆に沈みます。髪が白くなるほどのうつ状態に陥り、流産が続いた後、1896年に52歳で永眠。以後、彼女の幽霊が階段や第2階のスイートに現れるという目撃情報が1970年代から語られています。
幽霊が漂う街区
サン・ミゲル礼拝堂の向かいにある、アメリカ最古の住宅と称される『オールド・サンタフェ・トレイル401番地』は、1200年代に遡るインディアン・プエブロの遺跡です。1680年のプエブロ反乱、処刑など、数世紀にわたる激しい歴史を見守ってきました。現在も礼拝堂や周辺建物に不気味な存在が宿ると伝えられ、訪れる人々は奇妙な音や影を目撃すると言います。
米国最古の住宅に残る幽霊たち(写真:1885年)
サンタフェの幽霊体験
サンタフェの闇の遺産は語り部だけに留まりません。訪問時には以下のツアーで実際に体感してみましょう。
- サンタフェ・ゴースト&ヒストリーツアー – 505-986-5002
- ヒストリック・ウォークス・オブ・サンタフェ – 505-501-1328
- サンタフェ・ハウンティングス – 505-995-0165、505-505-5130
- オリジナル・サンタフェ・ゴーストツアー – 505-983-7774
- ラ・ポサダ・デ・サンタフェ – 505-986-0000
詳しい情報は公式サイト santafe.org をご覧ください。
ツアーの後は、街のラウンジで一杯しながら幽霊話に花を咲かせましょう。公式ガイドブックで次の冒険を計画すれば、恐怖と魅力が交錯するサンタフェの旅が待っています。




