ペコス国立歴史公園:歴史と自然が織りなす壮大な舞台
ペコス国立歴史公園の概要
サンタフェの南東約25マイル、ジュニパー、ピニョン、ポンデロサパインの静かな森林に囲まれたペコス国立歴史公園は、7,000エーカーに及ぶ広大な敷地で、7,000年前から続く豊かな歴史を保存しています。
公園の見どころ
千年以上前に築かれた遺跡(サンタフェ郡提供)
まずは、南西部最大級のプエブロ遺跡のひとつを見学。1,000年以上前の住居跡や、18世紀に建てられたスペイン人宣教師教会の残骸が残っています。サンタフェ・トレイルの車辙や、かつて公園内を通ったルート66の原形も確認できます。さらに、ウィル・ロジャースやチャールズ・リンドバーグらが訪れたフォークド・ライトニング・ランチや、1949年からオスカー受賞女優グレア・ガーソンとテキサス石油王バディ・フォーゲルソンが夏の別荘として利用した歴史的な建物も見どころです。
アメリカ南北戦争の戦場
再現イベントで砲撃が行われる様子(サンタフェ郡提供)
ペコス国立歴史公園は、南北戦争における重要な戦場として知られています。1862年3月26日から28日にかけて、北部領土ニューメキシコのグロリエタ・パスで北軍と南軍が激突し、西部での戦闘はここで最も西側に位置しました。北軍の決定的な勝利により、南軍が西部全域を支配しようとする野望はくじけました。
グロリエタ・パスの戦い
多様な地形で繰り広げられた戦闘(サンタフェ郡提供)
この戦いでは、歩兵・騎兵・大砲・榴弾砲、そして100台のワゴンからなる南軍の補給列車が交錯しました。渓谷や尾根、サンタフェ・トレイル、グロリエタ・パス、ピジョンズ・ランチといった場所で激しい戦闘が行われ、"西部のゲティスバーグ"と称されるほどの歴史的意義があります。
アメリカの過去をたどる散策
再現イベントで砲撃を見ることができる(サンタフェ郡提供)
2.35マイル(約3.8km)のグロリエタ戦場トレイルを歩けば、当時の雰囲気を体感できます。まずはビジターセンターでアクセスコード、トレイルヘッドの位置、詳しいマップを入手しましょう。解説標識が設置されたアートリラ・ヒルやピジョンズ・ランチ(両軍の野戦病院となった場所)を巡ります。
グレア・ガーソンが語る公園の歴史映像
ビジターセンターでは、グレア・ガーソン自身がナレーションを務める映像を鑑賞できます。併設の書店やギフトショップでは、先住民族の陶器やジュエリー、地域史や自然資源に関する書籍などが販売されており、訪問の記念や学びの補完に最適です。
馬車に乗って南北戦争の歴史を体感(Stan Ford撮影、2017年)
さらに、1.25マイルのメインループトレイルを案内するレンジャーガイドツアーに参加すれば、先住民族遺跡の考古学的価値や文化保存の取り組み、グロリエタ・パスの戦闘史について深く学べます。
壮大な自然景観と重厚な歴史が融合したペコス国立歴史公園は、サンタフェ旅行のハイライトです。サンタフェ観光ガイドと併せて、割引情報や特典もチェックしてみてください。
本記事は、TOURISMサンタフェおよびサンタフェ郡と協力して執筆しました。




