香港で旧正月を楽しむベストガイド
旧正月(春節)は、旧暦の新年を祝う香港最大のイベントです。忙しい日常から解放され、家族と団らんし、赤い封筒(lai see)でお年玉を渡し、幸福を祈願します。香港は世界でも指折りの華やかな春節の祭典が開催され、訪れる人々はその魅力にすぐに引き込まれます。
この記事では、香港で旧正月を満喫するためのおすすめスポットと体験をご紹介します。Kung hei fat choy!
旧正月ナイトパレードを観る
尖沙咀は赤い装飾や紙切り細工、灯籠で彩られた幻想的な街へと変身します。初日の夕方(通常18時開始)に行われるナイトパレードは、豪華なフロートやパフォーマー、力強い太鼓のリズムが街を駆け抜けます。
特に見逃せないのは獅子舞。熟練の武術家が獅子の人形を操り、幸福を呼び込み邪気を払います。
壮大な花火ショーを鑑賞
ビクトリアハーバー上で繰り広げられる無料の花火は、香港最大級の見どころです。約25分間続く光と音のシンフォニーは、ライトアップされた高層ビルとシンフォニー・オブ・ライツと連動し、さらに迫力が増します。
観賞スポットは、九龍の尖沙咀プロムナード、上環の西区海辺、湾仔の金紫荊広場がおすすめです。大きな音は悪霊を追い払うための演出でもあります。
ビクトリアパーク花市で縁起物を購入
香港島最大の公園、ビクトリアパークは旧正月前に花や植物で彩られます。地元の人々が家に飾る縁起物を求めて訪れます。
おすすめは、孔子も好んだ蘭、富を呼ぶ蓮、金運を招く金柑やみかんの木、しなやかな竹、桜の花です。九龍側では、深水埗の花市(Fa Hui Park)でも同様の品揃えが楽しめます。
黄大仙寺で祈願
九龍の住宅街に佇む黄大仙寺は、願いを叶えると伝えられる4世紀の僧・黄大仙を祀る寺院です。新年期間は、香がたなびき、竹の棒で占いをする人々で賑わい、来訪者は10万人を超えることもあります。
縁起料理を堪能
香港の春節は食が命。音が似ている広東語の言葉にちなんだ「ラッキー」料理が並びます。レタス(sang choi)は「財が伸びる」意味、牡蠣(ho see)は「商売繁盛」、餅米ケーキは「年が上がる」、魚生(yee sang)は「豊かさ」、黒苔(fat choi)は「繁栄」を象徴します。
さらに、肉や海産物をたっぷり入れた「ポンチー」も忘れずに。大皿でみんなでシェアするスタイルが春節らしいです。
干支を楽しむ
今年の干支に合わせたイベントも各所で開催されます。たとえば、犬年ならセントラルや上環で赤い衣装をまとった犬が歩き回り、湾仔の李東通りには巨大な犬像が設置されます。
限定デザインのMTRオクトパスカードや香港郵便の干支切手は、花火の写真と一緒に持ち帰りたくなるお土産です。




