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中国西北部の絶景観光スポット

中国の最西端に広がるシルクロードは、古代から旅人を魅了し続けてきました。僧侶が南アジアから仏教を伝え、商人が絹と香辛料を交換した歴史は、今日でもその足跡を残しています。

中国の首都と南アジア、ヨーロッパ、地中海を結ぶネットワークとして、シルクロードは壮大な冒険の象徴です。甘粛省と新疆ウイグル自治区を横断し、赤い山々、広大な砂丘、アルプスのような湖沼を巡る旅は、古代の商人たちの姿を思い起こさせます。2014年には、全長約5,000kmに及ぶ天山回廊がユネスコ世界遺産に登録されました。

中国西北部の絶景観光スポット

新たに整備された高速鉄道が新疆と甘粛を結び、西安や北京へのアクセスが格段に向上しました。ここでは、東から西へと旅する際にぜひ立ち寄りたい見どころを厳選してご紹介します。

中国西北部の絶景観光スポット

兵馬俑

秦の始皇帝の永遠の護衛として作られた兵馬俑は、1974年に陝西省西安近郊で発見されました。数千体に及ぶ実物大の戦士・弓兵・戦車が並び、シルクロードの東の門として栄えた古代都・西安の歴史を今に伝えます。現在の西安は、回族など多様な民族が暮らす活気ある都市でもあります。

ラブラン寺院

チベット仏教黄帽派(ゲルク)の中心的存在であるラブラン寺院は、甘粛省夏河に位置し、かつては4,000名の僧侶が暮らしていました。インドから中国、そして極東へと伝わった仏教の流れを象徴するこの寺院は、現在も約1,800名の僧侶が修行に励んでおり、壮大な礼拝堂やヤクバターで作られた彫刻が訪れる人々を魅了します。

中国西北部の絶景観光スポット

莫高窟

敦煌のオアシス近くに位置する莫高窟は、紀元前366年頃から造られた世界有数の仏教芸術宝庫です。壁画や絹本、彫刻、経文が数百年にわたり保存され、20世紀初頭の略奪にもかかわらず、現在でも内部の精緻な芸術を鑑賞できます。

悬壁万里の長城・嘉峪関

万里の長城は多数の区間から構成され、最西端は嘉峪関に集まります。砂漠の中に立つこの要塞は、かつて中国の未知なる西方への防衛拠点でした。近くの悬壁長城は急峻な砂漠の山腹に張り付くように築かれ、谷のパノラマビューが楽しめます。嘉峪関では、金鉄や福強といった夜市で漢族・回族・ウイグル族の多彩な料理を堪能できます。

中国西北部の絶景観光スポット

鳴砂の砂丘と月牙泉

タクラマカン砂漠の入口に位置する敦煌は、鳴砂の砂丘と月牙泉という二つの自然奇観が共存します。月牙泉は砂丘の麓にある半月形の泉で、砂が侵食しても決して乾くことのない神秘的な湖です。砂丘の頂上からは、無限に広がる砂海とシルクロードの壮大さを一望できます。

交河遺跡

紀元前108年に創建された古代都市・交河は、天山山脈と敦煌のオアシスを結ぶシルクロードの重要な中継点でした。川辺の断崖に築かれた土壁遺構や建築群を見学でき、トルファンから車で約10kmの場所にあります。トルファンは甘い葡萄酒でも有名です。

中国西北部の絶景観光スポット

天池(天山湖)

天山の山頂に位置する天池は、標高約2,000メートルの純白な円形湖です。ボグダ峰(5,445m)を背景に、ボートに乗ったりウイグル族のゲル(テント)に宿泊したりして、壮大な自然美を堪能できます。

火焔山

トルファン低地に連なる赤い砂岩の山脈は、全長約100kmにわたり、中国で最も暑く乾燥した場所として知られています。標高は海抜154メートルと低く、最高点は800メートルです。『西遊記』や映画『英雄』でも描かれたこの風景は、まさに異世界のようです。

中国西北部の絶景観光スポット

エミン・ミナレット

トルファン近郊にあるエミン・ミナレットは、中国最古・最大級のイスラム建築で、1770年代に建造されました。花模様の泥壁装飾と独特の形状がシルクロード沿いのイスラム文化を象徴しています。

中国西北部の絶景観光スポット

カシュガル大日曜バザール

シルクロードの最西端に位置するカシュガルは、約200年の歴史を持つバザールが有名です。香辛料や家畜、織物、ムカム音楽、彫刻箱、ビーズ細工など、ウイグル族の活気があふれる市場は、旅行者にとって忘れがたい体験となります。

元記事は2015年12月に掲載、2017年5月に更新。
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