甘さの旅:世界の名所と代表スイーツ
世界の名所には、歴史や文化を象徴するシグネチャーデザートが必ずあります。今回は、6つの街とその代表的な甘味をご紹介します。
イスタンブールのトルコ風ロクム(Lokum)
オスマン帝国で最も有名な菓子職人の一人、アリ・ムヒディン・ハジ・ベキルは1777年にカスタモヌからイスタンブールへ移り、旧市街に店を構えました。ここで彼は「ロクム(Lokum)」と呼ばれる透明なゼリー菓子を製造し、現在でも本店やスパイスバザール近くのフラッグシップ店、イスタクラル通り、カドゥキョイの市場などで本格的なロクムが味わえます。モダンな包装でお土産に最適なHerşey Aşktanもおすすめです。
ニューヨークのチーズケーキ
チーズケーキは14世紀ヨーロッパ起源ですが、ニューヨーク流に仕上げたものが最も有名です。1921年にレオ・リンダーマンがミッドタウンに開いたLindy'sが、クリームチーズとヘビークリーム、バニラ、クッキー生地を組み合わせたスタイルを広めました。ブルックリンのJunior's(1929年創業)は、グラハムクラッカーのクラストが特徴の伝説的なチーズケーキを提供しています。
フィレンツェのジェラート
ルネサンス期のフィレンツェでは、鶏農家から菓子職人へ転身したルッジェリがカタリーヌ・デ・メディチ向けにシャーベットを作り、建築家ベルナルド・ブオンタレンティがザバリーノをベースにしたフルーツ入りの冷菓を発明しました。地元の「gelaterie artigianale」では季節の果実を使ったフレーバーが楽しめ、Gelateria dei Neri、Gelateria Vivoli、Gromが特に人気です。
マラッカのグラ・メラカ(Gula Melaka)
サゴパールにヤシ糖(gula melaka)とココナッツミルクを合わせた伝統的なデザートで、マラッカの家庭で親しまれています。現地のレストランで提供されるほか、自宅で作るレシピも多数あります。
ゲントのブリュッセルワッフル
本場のブリュッセルワッフルは、四角形で20個の格子がある軽くて大きなワッフルです。バターを塗り、粉砂糖を振りかけてティールームで楽しみます。ゲントのEtablissement Maxでは、120年もの家族製造のワッフル鉄板を使い、ワッフルだけでなくパンケーキやアップルフリッターも提供しています。
リスボンのパステル・デ・ナタ
ポルトガルの甘味はアラブから伝わった砂糖と中世の修道院菓子に起源があります。余った卵黄を活用したクリーミーなカスタードを薄いパイ生地で包んだ「パステル・デ・ナタ」は、1837年創業のパステイス・デ・ベレンで、200℃の高温で焼き上げ、シナモンを振りかけて提供されています。
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