フェニックス・ライジングFC、砂漠に新スタジアム建設でMLS拡大を狙う
概要
神話の不死鳥のように、フェニックス・ライジング・サッカークォムプレックスは砂漠の真ん中でわずか53日で完成し、長らくプロチームの登場を待ち望んでいたバレーのサッカーファンに希望の光を灯しました。
オーナー陣とチームの誕生
クラブのガバナー兼オーナーであるバーク・バカイは、世界的DJディプロ、Fall Out Boyのベーシスト・ピート・ウェンツ、MLB選手ブランダン・マッカーシー、そしてフェニックスの実業家らを巻き込み、強力な所有者グループを結成。旧アリゾナ・ユナイテッド・サッカークラブを取得し、MLS(メジャーリーグサッカー)への昇格を目指す有力候補としてリブランディングしました。
スタジアム建設と拠点
サルトリバー・ピマ・マリコパ・インディアン・コミュニティの土地(カリー・ロードと101・202高速道路交差点付近)に6,200席のフェニックス・ライジング・サッカークォムプレックス建設許可が下り、2017年3月下旬に開業。南スコッツデール、テンプの北側に位置し、オマール・ブリーヴォやショーン・ライト=フィリップスら世界的選手を獲得して熱狂的な観客を集めました。

ドロッグバとの提携
フェニックスは米国第5の大都市でありながらMLSチームがいない唯一の大都市です。バカイはトルコ出身でガラタサライ・FCへの愛着を活かし、元チェルシー・ストライカーのディディエ・ドロッグバを招致。2017年1月、建設前にドロッグバは選手兼共同オーナーとしてチームに加入し、6月10日のバンクーバー・ホワイトキャップスII戦でゴールとアシストを記録、世界中にハイライトが配信されました。
MLS拡大への挑戦
MLSは2020年シーズン開始に向けて4つの拡張枠を用意し、米国内の11都市が争っています。2023年5月、MLS幹部がフェニックスを訪問し、サッカー熱と需要を直に体感。将来的には20,000席以上の気候調整可能なサッカー専用スタジアム建設計画が進行中で、ゴールドマン・サックスの民間資金とネイティブ・アメリカン・コミュニティとのパートナーシップにより、公共資金を使わない財政体制がMLS審査で高く評価されています。
試合情報とファンイベント
フェニックス・ライジングFCは10月中旬まで試合を行い、ホームゲームは午後7時30分キックオフです。公式サイトでスケジュールやチケット情報を確認できます。試合当日はテンプ・マーケットプレイス内の『Thirsty Lion Gastropub and Grill』でプレマッチパーティー(午後3時〜6時)や、試合後のハッピーアワー(午後9時〜閉店)を楽しめます。無料シャトルバスも運行しています。




