旅行中の海での安全対策
サーフインストラクターとして6年の海経験を持つ私が、実体験を通じて学んだビーチの隠れた危険について紹介します。ある日、エイの鋭い尾鰭が足を切り、深い裂傷と激しい痛みを伴う毒に冒されました。仲間がすぐに助けを呼び、私は傷口の疼きを抑えながら対処しました。
現在は、浅瀬で足を大きくすくめて歩く「エイシャッフル」や、サーフィン時に腹這いでパドリングするなど、エイ・ウニ・サンゴ礁から身を守る予防策を徹底しています。
旅行者向け海の安全ポイント
- 現地の危険情報は事前にネットや地元の人に確認しましょう。観光ビーチは砂が多く安全ですが、遠隔地ではウニ、リップカレント、鋭いサンゴ礁が潜んでいることがあります。必要に応じてサンダルやシューズを着用してください。
- 人が少ないエリアではエイが多く見られます。人が集まるとエイは遠ざかりますが、静かな場所ではボードやイカダから降りるときに足元に注意しましょう。
- リップカレントは幅が30メートル未満の狭い水路で海側へ流れます。慌てずに岸と平行に泳いで流れから抜け出し、落ち着いたら再び岸へ向かいましょう。泳力がある人でも同様です。

タイ・コ・パンガンの腰までの透明な海でウニを発見。視界が良かったので回避できました。
エイに刺されたときの対処法
- できるだけ早く熱い水に浸すことが最重要です。ライフガードステーション、ホテル、または自宅で熱い(沸騰させない)水に患部を浸してください。熱は毒素を分解します。
- 耐えられる限りの最も熱い水に15〜20分浸し、イブプロフェン(アスピリンは血液を薄めるため避ける)を服用すると痛みが1〜2時間で和らぎます。
- 呼吸困難や腫れなどのアレルギー症状が出たらすぐに救急に連絡してください。
- 深い傷はしっかり洗浄し、刺さった尾鰭が残っている場合は医師に外科的に除去してもらいます。感染の兆候があれば速やかに抗生物質治療を受けましょう。ウェットスーツの破れからの傷はゴム汚染のため特別な抗生物質が必要になることがあります。
ウニに刺された場合は、信頼できる治療ガイドを参照してください。写真提供: Arend Vermazeren




