HOME 旅行ガイド 常識的な旅行
img

オーシャン・ライナーズ:魅力・スピード・スタイル(ペーボディ・エセックス美術館)

オーシャン・ライナーズ:魅力・スピード・スタイル(ペーボディ・エセックス美術館)

 

オーシャン・ライナーズ:魅力・スピード・スタイル(ペーボディ・エセックス美術館)

展示概要

Ocean Liners: Glamour, Speed, and Style(オーシャン・ライナーズ:魅力・スピード・スタイル)は、ペーボディ・エセックス美術館(PEM)で開催された最新の企画展です。ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)と協力し、遠洋定期船のデザインや技術だけでなく、国際的な文化的背景まで網羅した初の試みとなります。

歴史的背景とコレクション

PEMは1799年に海の船長や商人によって設立され、18世紀・19世紀にサレムに持ち込まれた様々な資料と共に、1870年代から遠洋定期船に関する資料を収集してきました。本展示は、豪華なオーシャン・ライナ―から現代のクルーズ船まで、航海の歴史を時系列で体感できる構成となっています。

見どころ

展示品の一例として、20世紀初頭の広告キャンペーンで使用された鮮やかなポスターが紹介されます。これらは「遠洋旅行は汚く危険」ではなく「贅沢でエレガント」なイメージを一般に植え付けたものです。さらに、クイーン・エリザベス号など有名船の模型や、さまざまな時代の装飾部品も展示されています。

オーシャン・ライナーズ:魅力・スピード・スタイル(ペーボディ・エセックス美術館)

本展は、豪華な旅行体験がどのように実現されたかを示すため、エンジンの部品や機械フレーム、設計図面などの裏側資料も公開しています。当時の技術でより高速な船舶が可能であっても、快適さを優先した結果、速度よりも乗客の満足度が重視されたことが分かります。

ファッションとインテリアへの影響

船上で生まれたデザインは、陸上のファッションやインテリアにも波及しました。クルーズウェアやエレガントなドレス、タキシード、さらには新しい室内装飾のコンセプトまで、展示を通じてその相互作用を確認できます。

オープニングイベント

PEMは2017年5月20日(10:00〜17:00)に「Opening Day Deep Dive」イベントを開催し、ヴィンテージトランクや追加モデルの展示、オリジナルのラベル作成、シャッフルボード体験などが楽しめました。詳細スケジュールは公式サイトで確認できます。

本展は2017年10月9日まで開催され、さらなる情報は PEM.org でご覧いただけます。


トラベルノート
  • 私とタージ・マハル

    小さな自分でタージ・マハルの壮大さをどう感じるか。見知らぬ人々と一緒に床に座り込み、旅の読者の物語です。 インド・アグラ――33km、32km、31km。道標が次々と通り過ぎるたびに、タージ・マハルが近づいているのを感じる。夜行列車でバラナシへ向かい、混雑したバスのドアに立ち、黒煙が立ち上るエンジン音が響く。村人たちが乗り降りする中、私はただ「インドだ」と自分に言い聞かせ、タージへ向かう決意だけを抱いていた。 馬の蹄音が道路の真ん中で響き、建設作業員が道を譲る。7、6、列車が短く通り過ぎるのを待つ。5、道端で踊る熊を連れた女性さえも目に留めず、ただ目的地だけを考えていた。4、3…インドに6週間滞在し、やっと無関心を脱ぎ捨て、胸が高鳴っている自分に気付く。 アグラのバスステーションで、唯一本音を言える瞬間にオートリキシャの運転手に「タージまで連れて行って!」と頼むと、すぐに出発した。 タージ・マハルの姿 白い大理石のドームは、まるで空から漂う雲を形作ったかのように膨らむ。白い対称性が高くアーチ状に伸び、千夜一夜物語の一場面のような愛の象徴だ。長方形の水面に沿って歩くと、目の前に広がる

  • 緑と黄色の草が茂る海岸の風景写真

    海岸の自然美緑と黄色の草が生い茂る海岸の様子を写した写真です。波が穏やかに打ち寄せ、草の色彩が海と対照的に映え、静かな風景が広がります。

  • ダラス・ホロコースト・人権博物館で人権デーを祝う

    人権デーとは12月10日は人権デーです。1948年に国連総会で採択された『世界人権宣言』の採択日を記念し、すべての人が生来の不可侵の権利を持つことを訴えます。ダラス・ホロコースト・人権博物館の概要ダラス・ホロコースト・人権博物館(DHHRM)は、教育・記憶・人間の尊厳の促進に貢献する拠点です。2019年9月にオープンした55,000平方フィート(約5,100㎡)の最新施設は、最先端テクノロジーと力強いストーリーテリングでホロコーストや世界のジェノサイド、そして現在進行中の市民権闘争を照らし出します。歴史的なウエストエンド地区に位置し、3階建ての複合施設には250席のシアター、2つの教室、研究図書館・アーカイブ、そして追悼と省察の部屋が備わっています。常設展示とローテーション展示の両方で、ダラス地域のホロコースト生存者の体験やジェノサイドの10段階、そして人権保護の歴史が紹介されています。展示と体験DHHRMの特徴は、生存者の声を永続的に保存する姿勢です。ダラス地域の生存者68人の映像証言が収録され、最新の映像・音響技術で次世代へ語り継がれます。来館者は実物大の第二次世界大戦時の貨車に足