シーフェア70周年 – シアトルの夏祭りの歴史と魅力
シーフェアとは
Seafairは、シアトルの美しい夏と豊かな歴史を祝う唯一無二の祭典です。今年で70周年を迎え、盛大な記念行事とともに、過去を振り返る機会でもあります。
ブルーエンジェルスの編隊飛行 Courtesy Seafair
シーフェアの起源
シアトルがエメラルドシティの百年祭を迎えるにあたり、観光促進と街の誇りを示す祭りを企画しました。指揮を執ったのは、ミネソタ州セントポールで成功したウィンターカーニバルを手掛けたウォルター・ヴァン・キャンプ。1950年春、シアトルへ招かれ、同年8月11日から20日までの初回シーフェアを開催しました。
初回はパレード、コミュニティイベント、グリーンレイクでのボートレース、そして75日で完成した新設アクアシアターでのエンターテイメントが行われました。アクアシアターの一部は現在も残っています。
1957年シーフェアのグリーンレイク・アクアシアターでのウォーターフォリ Courtesy Seafair
ハイドロプレーンレースと空中ショーの発展
1950年のゴールドカップハイドロプレーンレースで、シアトルのスタン・サイアーズとテッド・ジョーンズが「スローモーションIV」で優勝し、以降5年連続で制覇しました。これによりシアトルはボートレースの中心地となり、シーフェアは毎年8月に数十万人を湖畔へ呼び寄せる大イベントへと成長しました。
同年、航空ショーが加わり、1955年にはボーイングのテストパイロット・テックス・ジョンストンが新型ジェット機(後の707)のプロトタイプで湖上で2回転のバレルロールを披露し、観客を驚かせました。
1966年以降、米海軍のブルーエンジェルスがシーフェア航空ショーの主役となり、数日間の練習と週末の本番でシアトルの空を彩ります。
ブルーエンジェルスがスペースニードル上空を飛行 Courtesy Seafair
地域イベントとトーチライトパレード
シーフェアは湖や空だけでなく、ウエストシアトル、グリーンウッド、バラード、レイニアービーチなど各地区で開催される祭りやパレードで街全体をつなげます。70年代のパイレーツやクラウン、バンドが彩る「トーチライトパレード」は、1950年に第二・第三大通りの小さなループで始まり、現在ではスペースニードルからパイオニアスクエアまで続く全米最大級の規模に成長しています。
70年代のシーフェア・パイレーツ Courtesy Seafair
未来へ向けて
シアトルはこれからも成長し変化しますが、シーフェアのような歴史的文化拠点が住民や訪問者を結びつけ、街の誇りを次世代へ受け継ぐ役割は変わりません。70年目を迎えたシーフェアは、ボートと航空機、湖と空、そして地域コミュニティが交差する祝祭として、私たちに笑顔と誇りをもたらし続けます。
1964年シーフェア祭のスナップショット Courtesy Seafair
詳しくは seafair.com をご覧ください。




