山頂での夕日と贅沢スパ体験
Travel Effect プログラムの概要
編集者注:本稿は米国旅行協会が提唱する全国キャンペーン『The Travel Effect』の一環です。Visit Seattle は旅行の重要性を広めるため、従業員向けに『Spontaneous Getaways』という自発的旅行支援プログラムを実施しています。毎四半期に1名を選び、旅費・交通手段・有給休暇を提供し、リフレッシュした姿で仕事に復帰させます。本記事が皆様の次の旅のきっかけになれば幸いです。
Mount Adams – 写真: Danielle Decker
Mount Adams 登頂への挑戦
ワシントン州で2番目に高い山、標高12,276フィート(3,741m)のMount Adamsは、トラウトレイクという標高10,000フィート(約3,000m)下の小さな町のすぐ上にそびえています。ここが南側登山道の出発点であり、7,000フィート以上の高度へ向かう際に必要な Volcano Pass を取得できるレンジャー・ステーションでもあります。
シアトルから車で約5時間、パス取得後にワンレーンの山道をゆっくり走り、トレイルヘッドへ向かいました。
実はこの旅行、従業員抽選で選ばれた私の「Travel Effect」体験でした。夫と私は、Mount Adams の登頂と、翌日からの Skamania Lodge でのリラックスタイムという完璧なプランを立てました。妊娠6か月半という体調でも、目標の三大ピーク制覇を完結させるべく、挑戦を決意したのです。
Mount St. Helens – 写真: Danielle Decker
トレイルヘッド到着と初夜
金曜の午後6時にトレイルヘッドに到着し、数時間のハイキングをした後、日没前に樹林帯の上まで登り、平らな場所でテントを張りました。熱々のスープをすすると、夕暮れの空はピンクと紫に染まり、隣接するMount Hood と Mount St. Helens がその色に包まれました。やがて星空が広がり、妊娠中に地面で眠る最後の夜となりました。
Camp on Mount Adams – 写真: Danielle Decker
本格的な登攀へ
翌朝、テントと寝袋は残し、デイパックだけを持って岩場の背骨をたどり、雪のスロープへ。クランポンを装着し、柔らかい夏雪でもしっかり足場を確保しました。Lunch Counter と呼ばれる主要キャンプ地点から、2,247フィート(約685m)の雪壁が続く "Staircase" を登り、Piker’s Peak(偽峰)へ向かいます。
足元は滑りやすく、何度も心が折れそうになりましたが、ポジティブな気持ちを保ち続け、ついに偽峰の頂上近くまでたどり着きました。そこからの強風は体を吹き飛ばしそうでしたが、岩のくぼみに身を預けてしばらく休息しました。
On Piker's Peak – 写真: Danielle Decker
本当のサミットと下山
偽峰からさらに600フィート(約180m)上がれば本当の山頂です。しかし、風が止む気配はなく、雲が summit を覆い始めました。そこで私たちは昼食を取り、風が落ち着くのを待つことにしました。やがて風が弱まり、クランポンとアイスアックスを外し、スムーズに滑り降りて Lunch Counter へ戻ります。
キャンプに戻りテントを畳むと、雲は山頂を完全に包み込みました。そこから車へ戻り、約1時間半で Stevenson に到着。コロンビア川を望む Skamania Lodge にチェックインしました。
View from Skamania Lodge – 写真: Danielle Decker
Skamania Lodge でのリラックスタイム
ロッジはコロンビア川を見渡す壮大な建物で、自然に囲まれたリゾート感があります。私たちは2日間、日光浴、ミニゴルフ、クロッケーを楽しみ、スパでのホットロックマッサージで疲れを癒しました。ハイキングのご褒美として、贅沢な食事と温かいシャワーで体も心もリフレッシュ。
シアトルへ戻ったとき、まるで別世界にいたかのような充実感がありました。Travel Effect の効果を実感し、今後も積極的に旅行を楽しむことを誓います。




