恐竜と独裁者が集うパーティー島 ブリユニ諸島
ブリユニ諸島への旅
古代ローマ時代から人々を魅了し続けてきたクロアチアのブリユニ諸島。かつてはローマ、ベネツィア、ビザンティン、オーストリア=ハンガリー帝国の支配者たちが足跡を残し、第二次世界大戦後はユーゴスラビアの指導者ヨシップ・ティトーが夏の別荘として利用しました。
ネプチューン・ホテルでの出会い
島に降り立つと、時代を凍らせたミッドセンチュリー風のネプチューン・ホテルが目に入ります。アール・ヌーヴォー調のサインやシルクのシェード、笑顔の太陽マークが付いた「Do Not Disturb」サインなど、レトロな魅力が満載です。
歴史と自然が交差する島内散策
島内の唯一の機動車はゴルフカート。観光案内所でレンタルでき、バイクやマスク、フィンも揃っています。カートで巡ると、次々に驚きのスポットが現れます。
- 秘密の政府客用バラックへ案内された特別ツアー。豪華なダイニングテーブルや魚網のカーテンが印象的。
- 千年以上の歴史を持つオリーブの木(支柱で支えられながらも実をつけ続ける)。
- サファリエリア。シマウマ、ダチョウ、ヤギ、馬が広大な草原でのんびりと暮らしています。
- インディラ・ガンジーから贈られた象「ランカ」。仲間のソニーが亡くなり、今は少し寂しげです。
- 恐竜公園。約1億1500万年前のテティス海に生息していた肉食恐竜の足跡が岩に残っており、実際に踏んでみることができます。
- ローマ・ビザンティン時代の遺構(紀元前2世紀から14世紀まで)。入れない別荘の門や古代の遺跡が点在。
国立公園としての未来
現在は国立公園に指定され、クロアチア国民の財産として保護されています。歴史と自然が融合したこの島は、まだ“パーティーアイランド”としての可能性を秘めています。トスカーナの別荘風やカリブのリゾートとは違う、独自の魅力的なイベント開催地としての期待が高まります。




