昔のツイッター:1853年の『旅人の手引き』で短文通信を楽しむ
はじめに
カート・アンダーソンがVSLで語ったエピソードに触発され、1853年に出版された 旅人の手引き(The Traveler's Vade Mecum) を詳しく調べました。この本は、電報や郵便で短いメッセージを送るためのコード集で、現代のツイッターやテキストメッセージに驚くほど似ています。
19世紀の『ツイッター』とは
海外旅行中に瞬時に連絡を取りたいとき、スカイプやメールはありますが、バカンスの時間を割いて長文を書くのは面倒です。そこで登場したのが、A.C.ボールドウィンが執筆した『旅人の手引き:電報・郵便・出張・観光のための即時書簡作成法』です。タイトルは長大ですが、要は「短く、手軽にメッセージを送る」ことです。
コードの仕組み
本書には8,466件のコードがアルファベット順に並べられ、テーマは「クレジット」から「殺人」まで多岐にわたります。旅行者は、たとえばアリゾナ出張中のニューイングランド出身者が、暑さについて姉に伝える際に、#8153 と書くだけで「天候がとても不快です」という意味になるのです。
おすすめコード 15選
- #567 – 私の助言は「今の場所にとどまれ」
- #612 – この場所の空気はとても清浄で健康的です
- #906 – 彼女は極めて美しい女性です
- #1018 – 遺体は見つかりましたか?
- #1088 – 泥棒は公共交通機関であなたの場所へ向かっています。到着時に警官を待機させてください。
- #1419 – 前回の通信以降、重要な変化がありました
- #1515 – 子どもたちに愛を、全員にキスを
- #1644 – 疑わしい雲が空を漂っています
- #2188 – トウモロコシの価格はいくらですか
- #3683 – 私は素晴らしい脱出に成功しました
- #4552 – この地域は全体的に暗い雰囲気です
- #6465 – ここで殺人が発生しました
- #6924 – 豚肉の需要が高まっています
- #7571 – やってみれば後悔するでしょう
- #8089 – 私の計画はすべて頓挫しました
使用例
例文:
Dearest M, #8089. I simply cannot believe the time I've had on this "so-called" vacation. #3683 from New York, but upon arrival in England, I found that #4552. Apparently, #6465. #567. Don't follow me here. #7571. I'll be returning home as soon as possible. #1515. Love, FATHOM
さらに読む
・旅人の手引き(全文)
・Very Short List(抜粋)
・David Horvitz のツイッター(Vade Mecum コードとハッシュタグを用いたアートプロジェクト)




