メキシコシティのデザイン散策ガイド
ロサンゼルスのギャラリーオーナー、ヘザー・テイラーがメキシコの視察旅行中に、首都メキシコシティのスタイルとデザインについて詳細にメモを取ります。
メキシコシティはロサンゼルスと同様、広大な大都市でありながら、ひとつの巨大な街の中に点在する小さな町々を巡るように楽しむのがベストです。多彩な料理、文化、芸術が溢れ、何週間でも足りないほど。週末だけの滞在でも圧倒されがちですが、歴史的デザインと現代デザインのハイライトを押さえた緩やかな旅程をご紹介します。
宿泊先
コンデサ地区の中心に位置するシックなホテル Condesa DF で朝を迎えましょう。1928年築の建物を完全にリノベーションし、緑豊かなアトリウムを中心に配置。若く力のあるメキシコの人々が集う朝食は、木陰のテラスで楽しめます。観光の後は屋上バーでマルガリータと街並みを堪能し、部屋ではMalin + Goetzのバス用品で温かなバブルバスをどうぞ。
食事スポット
Condesa DF の朝食ビュッフェは、オランダの静物画のように美しく、シャルキュトリー、チーズ、ペストリー、トマト、ゆで卵、地元のフルーツが並びます。昼食は海鮮が自慢の洗練されたレストラン Contramar で。特に人気のツナトスターダと、緑と赤の二色ソース pescado divorciado で仕上げた丸ごとのグリル魚は必食です。午後のティータイムは、華やかなティーハウス Celeste でハイティーやシャンパンを楽しみ、下階のブティックもチェック。ディナーは地域料理から離れ、創作イタリアン Rosetta で新たな味覚体験を。
見どころ
まずは歴史の根源へ。Museo Nacional de Antropología は建築的にも魅力的で、マヤ文明の遺物や伝統工芸、色鮮やかな民芸品が展示されています。次に、メキシコを代表する芸術家フリーダ・カーロの幼少期の家屋を改装した Museo Frida Kahlo を訪れましょう。緑豊かな庭と、彼女が残したベッドルームやスタジオは、彼女の歴史に触れ、家を青く塗りたくなるインスピレーションを与えてくれます。キッチンの扉に貼られたモーレのレシピも見逃さないで。続いて、ディエゴ・リベラとフリーダ・カーロが1930年代初頭に建てた Diego Rivera & Frida Kahlo House-Studio(アベニーダ・アルタビスタ、カリエ・ディエゴ・リベラ)へ。コンクリート壁とシンプルなラインが、フアン・オゴーマン設計の前衛的な美しさを今に伝えます。
ショッピング
巨大マーケットから隠れ家的ブティックまで、メキシコの魅力をスーツケースに詰め込むチャンスが満載です。まずはポランコの高級エリアにある植民地様式の建物を利用したコンセプトショップ Common People(約5,000平方フィート)で、スリッパやキャンドル、雑誌、キーチェーン、Comme Des Garçons のアクセサリーなど、ファッショナブルなアイテムを幅広くチェック。
ローマ地区では、エマニュエル・ピコーの Chic by Accident を訪れましょう。1920年代の邸宅をリノベーションした家具店兼メキシコデザインのショールームで、まるで Architectural Digest の特集ページにいるかのような空間です。さらに、手刺繍リネンやレザーサンダル、装飾ミラーなどが揃う Mercado Artesanal de la Ciudadela では、手頃な価格で本格的な工芸品が手に入ります。最後に、地元産オーガニック食材が充実したカフェ兼グルメフードストア Delirio で、赤いチポトレチリペーストやメキシコチョコレート、ハチミツなどを購入して帰りましょう。




