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ガリー・ディーンと共に行う2018年パリラ調査

調査概要

再び2月、私はボランティアとしてマウナ・ケア西南斜面に生息するパリラ(Loxioides bailleui)の調査に参加しました。調査は2月5日から9日まで実施されましたが、山の東側の最後の3区画は強風のため翌週に延期されました。今年はコアエリアのみの調査で、5年ごとに標高6000〜10000フィート全域を対象にしています(図1)。直近では2017年が全山調査の最後で、次回は2022年に予定されています。

ガリー・ディーンと共に行う2018年パリラ調査

プロジェクトチーム

今年はマウナ・ケア復元プロジェクトのカラ・アシング氏が中心となり、州・連邦・民間機関、そして個人ボランティアが協力して本調査を完了させました。

パリラとハチドリ科の進化

前回のブログでは調査手法を解説しました(興味がある方はそちらの資料をご覧ください)。今回は、パリラと亜科drepanidinaeに属するハチドリ類について触れます。ハチドリ科は、約3〜4百万年前にユーラシアのツグミ(Eurasian Rosefinch)がハワイに到達したことが起源と考えられ、そこから驚異的な適応放散を遂げ、現在では50種以上が確認されています。

パリラは、当初ハワイに渡ったツグミに最も近い現存種です。ハチドリはくちばしの形状や体色を大きく変化させ、ハワイ各地の多様なニッチに適応しました。パリラの主食は、ママネ(Sophora chrysophylla)の未熟な種子莢で、他の鳥類にとっては毒性があるため、パリラは食物資源を独占できます。また、ママネの木で巣を作り、若葉や花も食べます。

保全の重要性

残念ながら、ハチドリ科の種の半数以上がすでに絶滅または絶滅危惧種となっています。したがって、これらの美しい鳥の個体数を把握し、継続的にモニタリングすることが極めて重要です。データ収集は、私たちの楽しみや次世代への遺産だけでなく、ハワイの森林が健全で豊かな生態系を維持するためにも不可欠です。ハワイの森の宝石とも言えるハチドリ類を、できる限り多くの機会に観察してください。

ガリー・ディーンと共に行う2018年パリラ調査

キャンプサイト

ガリー・ディーンと共に行う2018年パリラ調査

トランセクト9000フィートでの朝日

光はポハクロア本部からのものです。

ガリー・ディーンと共に行う2018年パリラ調査

谷底の水たまり

渡らなければならなかった谷底の水たまりです(足元だけの水たまりではありません)。

ガリー・ディーンと共に行う2018年パリラ調査

ガリー・ディーンと共に行う2018年パリラ調査

カラ氏が前夜にトランセクトを割り当てる様子。

トラベルノート