イタリアを歩く:Via Amerinaのハイライト(パートⅠ)
はじめに – アッシジで巡礼者パスポートを受領
非宗教的な旅行者であっても、アッシジの聖マリア・デ・アンジェリ聖堂で巡礼者パスポートを受け取った瞬間は格別でした。これが、歴史的なVia Amerinaを6日間かけてローマまで歩く旅の正式なスタートです。
Via Amerinaの歴史的背景
ローマ時代の遺産:この道は古代エトルリアの交易路に沿って築かれ、頑丈な玄武岩の石畳が今も残っています。
中世になると、ローマとビザンツ帝国の首都ラヴェンナを結ぶ唯一の開通路として重要視されました。ローマ近郊でVia Francigenaと交差し、バチカンへと続く古道の一部となります。
現在はハイカーやサイクリストに再評価され、全区間でも日帰り区間でも楽しめます。
本物のイタリアを体感する村々
途中で訪れたネピ、ガッレゼ、オルテは、観光地のフィレンツェやヴェネツィアとは違う、農家料理が楽しめるトラットリアや広場で語らう隣人、地元のバールで飲むエスプレッソといった、イタリアの日常が息づく場所です。
全長約95km(59マイル)のルートは、古代のアメリア(アメリア)からローマへと続き、フラミニア街道やカッシア街道と合流します。

注目ポイント
アッシジ – 巡礼の起点
ユネスコ世界遺産のサン・フランチェスコ大聖堂は時間がなく訪れられませんでしたが、聖マリア・デ・アンジェリでパスポートにスタンプを押しました。この教会は若きフランシスコが貧困を選び、フランシスコ会を創設した場所です。

9世紀の聖堂ポルツィオンコラ礼拝堂も見どころです。
我々はカステル・デッラ・アキラから中世の門Porta Amerinaを抜け、ローマへ向かいました。
ウムブリアの自然美
かつてはあまり注目されていなかったウムブリアは、トスカーナに匹敵する風景を誇ります。カステル・デッラ・アキラからアメリアまでの10マイル(約15.4km)の区間は、丘陵の砂岩集落、ブドウ畑、オリーブ園が織りなす絶景が続きました。


曲がり角ごとに絵はがきのような風景が広がり、旅の意味を実感させてくれました。
アメリア – ティベリ川の眺望
古代アメリアの遺跡が残るアメリアは、旗を振るコントラーデ(町内組)や中世の祭りで賑わいます。バロック様式の大聖堂は豪華な芸術作品で彩られ、巡礼の途中で訪れる価値があります。

そこからさらに10マイル(約17km)を歩き、オルテへと向かいました。
次回はパートIIをご覧ください:イタリアを歩く:Via Amerinaのハイライト、パートII




