ニューヨークでのハウスシッティングが叶えた夢
ニューヨーク・ブルックリンでのハウスシッティング体験
夏の爽やかな風が街に漂う午後、私たちはブルックリン・プロムナードへ足を運びました。ブルックリン・ハイツのコンドミニアムで約2か月間ハウスシッティングをしながらリモートワークを続けていたので、窓を開けると都会のざわめきが心地よく流れ込みました。
少し休憩したくなり階段を駆け下り、2ブロック先のベンチに座って周囲を眺めました。自転車やスケートボードが行き交い、カップルが寄り添い、子どもたちがアイスクリームを手に走り回す光景。ブルックリン・ブリッジを渡ってきた観光客もカメラを構え、マンハッタンのスカイラインを撮影していました。
短期旅行とハウスシッティングの違い
普通の短期旅行なら、観光客と同じようにスカイラインを撮ってディナーを楽しみ、マンハッタンのホテルに戻っていたでしょう。しかし私たちは「訪問者」ではなく、しばらくの間「ニューヨーカー」でした。
ハウスシッティングのおかげで、街に根ざした生活リズムや習慣ができました。ベンチに座り、強い日差しの中でただただ『ここが家』という安心感に浸る時間は、何ものにも代えがたいものでした。
毎日のルーティン
ホテルの朝食は冷たいメロンとトーストでしたが、私たちは毎朝7時に起きて、2匹の愛猫にご飯を与え、金魚の世話をしました。猫は昨日のおやつが残っていてもしつこく鳴きますが、オーガニックキャットフードの音を聞きながらベッドに戻り、毛のぬくもりに包まれながら眠りにつきました。
その後、スクランブルエッグとヨーグルトにグラノーラ、濃いコーヒーで朝食を取り、執筆、電話、インタビュー、ポッドキャストや動画の編集といったフルタイムブロガーの日々の仕事に取り掛かります。
街の探検とリラックス
午後になると、閉所恐怖症のような気分になり、夕方の猫の餌やりの前に外へ出かけます。帰宅後は友人とディナーをしたり、Netflixをソファで観たり、Seamlessで世界各国の料理をデリバリーしたりして、まるで自宅にいるかのように過ごします。
滞在中に訪れた場所は、ウィリアムズバーグのトレンディなエリア、レッドフック、ブルックリン・ハイツ、ブルックリン・ブリッジ、ブロードウェイ、クイーンズ、ブルックリン・ネイビーヤード、ガバナーズ・アイランド、ロースフェラー・アイランド、プロスペクト・パーク、セントラル・パーク、コブル・ヒル、イースト・ヴィレッジ、チェルシー、ダウンタウン・ブルックリンなど多岐にわたります。フリーマーケットやファーマーズ・マーケット、フードトラック、ブランチスポットも満喫しました。
日常の小さな喜び
ダニがブルックリン・ブリッジを走る姿や、プロムナードでの夕暮れ、Cトレインで聞こえるドゥーワップ・シンガー、街角のダイナーでの食事、家のすぐ近くのカフェでのコーヒー――これらが何よりの宝物です。
節約と贅沢のバランス
家賃を一切払わずに過ごしたことで、約5,000〜7,000ドルの節約ができました。その分、コンサートやブロードウェイのチケットに使い、特に『Sleep No More』という没入型ショーは、ホテル代が1泊150ドル以上かかる中で体験できた最高の贅沢でした。
次のステップへ
この春から夏にかけてのニューヨーク滞在は、旅好きの私たちにとって「家」のように感じられる場所を見つけた転機となりました。ノマド生活を続けながらも、最低でも年に一度は1か月ほどは戻ってきたいと考えています。

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