インド・ウダイプール:湖に囲まれた街の魅力
ウダイプールは『湖の街』として世界的に知られるインド西部の都市です。美しい湖だけでなく、壮麗な宮殿や博物館など見どころが満載です。さあ、ウダイプール旅行ガイドへようこそ!
ウダイプールに初めて足を踏み入れたとき、まずその非公式な愛称『湖の街』に胸が高鳴りました。実際に訪れてみると、湖の美しさはもちろん、数々の宮殿や博物館が期待以上の感動をくれました。さっそく旅を始めましょう。
シヴ・ニワス宮殿(Shiv Niwas Palace)
シヴ・ニワス宮殿は、1983年のジェームズ・ボンド映画『Octopussy』のロケ地としても知られています。
シヴ・ニワス宮殿を見ると、その巨大さに驚くことでしょう。建設は1553年に始まり、約400年かけて完成した壮大な複合施設です。華やかな建築様式は圧巻で、遠くから全体を眺めると一層美しさが際立ちます。ラージャスターン州最大かつ最も美しい宮殿として、丘の上にそびえ立っています。
私のウダイプール旅行は、まずこの宮殿からスタートしました。丘を登り壁の上に立つと、市街と周囲の湖を一望できる絶景が広がります。
ジャグディッシュ寺院(Jagdish Temple)
次に訪れたのは、シヴ・ニワス宮殿のすぐ近くに位置する巨大なヒンドゥー教寺院です。17世紀中頃、マハラナ・ジャガット・シンによって建立され、ウダイプール最大の寺院として観光客に人気があります。
寺院へは大理石の階段を32段上がるだけで、そこまでの労力はさほどありません。豪華な彫刻が施された内部は、三層構造の石造りで、尖塔は約24メートル(約79フィート)に達します。圧倒的なスケールと芸術性は、訪れる価値があります。
ピチョラ湖と島々の宮殿
ウダイプール市街に近いピチョラ湖は、14世紀に飲料水供給のため人工的に作られた湖です。湖にはいくつかの小島が点在し、代表的なのはモハン・マンディル、アルシ・ヴィラス、ジャグ・マンディル、そしてジャグ・ニワスです。
モハン・マンディルは北東部に位置し、かつてインド王がガンガウール祭を眺めた場所です。アルシ・ヴィラスは小さな島で、王族が夕日を楽しむための小さな宮殿が建てられました。
最も有名なのはジャグ・ニワスにある『レイク・パレス』です。18世紀にマハラナ・ジャガット・シン2世の指揮で建設された高級ホテルで、まさに絵画のような美しさです(宿泊はかなり高額ですが)。
最後の島、ジャグ・マンディルには『レイク・ガーデン・パレス』があり、16世紀に建てられた歴史的建造物です。これらの島々はすべてボートでアクセスでき、ぜひ乗船して巡ってみてください。
アハル村(Ahar Village)
ウダイプール中心部から約3km歩くか、バスで向かうと到着するアハル村は、かつて王族が暮らした古代の集落です。
アハル政府博物館
観光客が少なく、まるで閉館しているように見えることもありますが、内部は広大な展示室があり、ウダイプールの歴史や文化を学べる貴重な資料が多数展示されています。入場料はわずか10インドルピーと非常に安価です。
アハル・セノタフ(Ahar Cenotaphs)
博物館のすぐ手前に位置するこの墓碑群は、約300基ものセノタフが並び、実際の遺骨は別の場所に埋葬されています。夕暮れ時の光景は特に美しく、写真撮影にも最適です。
観光客が少ないため、静かな雰囲気の中でゆっくりと散策できます。訪れる価値は十分にあります。
モンスーン・パレス(Sajjan Garh)
ウダイプールを訪れたら、丘の上に建つ壮大な要塞『モンスーン・パレス』は外せません。1884年にメーヴァー王朝のマハラナ・サッジャン・シンが建設しました。
建築自体は特筆すべき芸術性はありませんが、ウダイプール市街と湖畔を一望できるパノラマビューが魅力です。こちらもジェームズ・ボンド映画のロケ地として知られています。
市内からはタクシーやリキシャで約5km、さらに登り坂がありますが、特に夕暮れ時の眺望は努力を忘れさせてくれるでしょう。
まとめ
ウダイプールは湖に囲まれたインド屈指の観光地です。宮殿、寺院、湖、そしてモンスーン・パレスまで、見どころが豊富にあります。時間が許すなら、最低でも2〜3日滞在してゆっくり巡ることをおすすめします。この記事が役立った、または質問があればぜひコメント欄にお書きください。




