エキスポ2015:ミラノで開催される国際食の祭典
イタリア特派員でFathom寄稿編集者のエリカ・フィルポが、ミラノで開催される次回万博を先取りして紹介します。イタリア・ファッションの都で、6か月にわたる美食の祭典が待ち遠しいです。
ミラノ – 5月1日から10月31日まで、ミラノは国際的な持ち寄りディナー、エキスポ2015を開催します。この数年に一度の万博では、各国がテーマに沿って集まります。今年のテーマは「地球を養う、命のエネルギー」で、170カ国・企業が食文化と持続可能性を探ります。多文化のパビリオン、劇場、会議ホール、そして公園が集まる村で、食に関する会話がテーブルに並び、試食やトークがメインコースとなります。

湖畔のアリーナ。

アメリカ館は巨大なフードトラックのようです。

中国・ヴァンケパビリオン。
パビリオンの概要
パビリオンはエキスポ2015の中心です。独立した建築物が食のアイデアやコンセプトを共有し、建築自体が芸術作品となります。イタリアはイタリア館と、20地域を紹介するビレッジエリアで豊かな食文化を披露します。中国は国と企業の5つの建物で出展し、特にヴァンケパビリオンは竹の屋根庭園を持つ流線形の建築が目を引きます。アメリカ館は納屋風、バーレーンは2000平方メートルの滝が特徴です。ブラジルは感覚的な体験を通じて食と農業の価値を伝えます。

パビリオン・ゼロ。
クラスターと食の議論
エキスポ・ビレッジは食に関するテーマ別クラスターで構成され、穀物、コーヒー、チョコレート、気候帯などのトピックを通じて食の視点を広げます。スローフードパビリオンはイタリア発のムーブメントを21世紀向けに進化させ、MITのSENSEable City Labと共同で作られたパビリオン・ゼロとFuture Food Districtは未来の食体験を提供します。さらに、屋外劇場ではシルク・ドゥ・ソレイユのAllavita!が上演されます。
シェフとチャリティーキッチン
世界的に有名なシェフたちがミラノに集結し、デモンストレーションやトーク、そして寄付活動を行います。イタリアのトップシェフ、マッシモ・ボトゥーラと40名の仲間が、エキスポの余剰食材を活用したチャリティーキッチン「Refettorio Ambrosiano」で料理を披露します。

エキスポ・ビレッジと屋外劇場。
旅行計画のポイント
6か月間続く食のパーティーです。余裕を持ったスケジュールと快適な歩きやすい靴が必要です。エキスポは食に特化したテーマパークのような場所なので、1日だけでなく複数日訪れることをおすすめします。
チケット購入
公式サイトで事前にオンライン購入が可能です。
情報収集とアプリ活用
全参加者とイベントは公式エキスポ2015サイトに掲載されています。事前に調べ、公式アプリをダウンロードして情報を手元に置きましょう。ミラノ滞在中は街を散策し、ファッションと食の両方を楽しんでください。
アクセス方法
ミラノ市内から:エキスポはロッホ(Rho)にあり、ミラノ中心部から北西へ約20分です。公共交通機関が便利で、赤線1(Linea Rossa 1)がカドルナ、ドゥオーモからロッホ・フィエラ駅へ直結します。また、ミラノ中央駅(Stazione Centrale)やガリバルディ駅(Stazione Garibaldi)からの地域列車でもアクセス可能です。
ミラノ以外から:Trenitaliaは国内外67路線の列車をロッホ・フィエラ・エキスポ・ミラノ駅に結んでいます。




