オーベルジュ・デュ・ソレイユで体験するナパバレーの幻想
Fathomのパビア・ロザティは、ナパとソノマ郡を巡る3日間のロードトリップを、絵のように美しい丘の上に位置するホテル、オーベルジュ・デュ・ソレイユで締めくくりました。
ナパバレーの幻想とは
カリフォルニア州ラザフォード――ナパバレーの幻想といえば、フランス語の名前が付いた石造りの建物、ポーチの上で静かに湧く噴水、オリーブの木やブドウのつる、花咲く低木が広がる丘陵。夕暮れにはオレンジ、紫、赤、ピンクの空がワインの時間を彩り、ミニバーにはアーティチョークのタペナードや手作りのサワードウクラッカーが並びます。屋内外にまたがるレストランでは、フェーバーの葉や指形ポテトが皿の上で笑うかのように繊細に盛り付けられます。
言い換えれば、ナパバレーの幻想はオーベルジュ・デュ・ソレイユそのものです。
3日間の『ルート・デュ・ボヌール』の最終日
オーベルジュ・デュ・ソレイユは、Fathomが長年推奨してきた世界で最もロマンチックなホテルのひとつです。景観、レストラン、スパ、そして温かいスタッフ――すべてが揃った理想のリトリートです。丘の上から見る夕焼けとワインのグラスは、写真以上の感動を与えてくれます。スパでのマッサージは序章に過ぎず、熱い温泉に足を浸しながら彫刻庭園を眺めると、心身ともに最高のリラックス状態に。まさにフランス・プロヴァンスの夢がカリフォルニアに再現されたかのようです。

Biarritz #4(オーベルジュ・デュ・ソレイユ)

オーベルジュ・デュ・ソレイユのレストラン

テラスからの眺め
宿泊と施設
最終日は、超広々としたスイート「Biarritz #4」にチェックイン。部屋名はフランス語(サン・トロワ、サヴォワ、ロワール)で、プールは「La Plage」、ピクニックエリアは「La Pagode」と名付けられています。1981年にフランス人レストラン経営者がカリフォルニアのワインカントリーにプロヴァンスの小片を作り出したことが、今でも息づいています。
ランチ:アルチタイプ(Archetype)
翌日は近くのセントヘレナへ向かい、オーベルジュ・リゾーツが所有する元フランス料理店「Archetype」でランチ。Meadowoodやオーベルジュ・デュ・ソレイユのデザインを手がけたハワード・ブレイカンが設計し、光が降り注ぐダイニングルームはポープバレー・ポタリーなど地元アーティストの作品で彩られています。アスパラガスのシャーブサラダ、木製オーブンで焼いたアーティチョークのロメスコソース添え、ベビーバックリブのサンドイッチ、そして料理教室版タタートスとフィッシュ&チップスを楽しみました。

John Baldessariの "Camel (Albino) Contemplating Needle"(Hall Winery)

Nick Caveの "Garden Plot" のディテール(Hall Winery)

Patrick Doughertyの "Deck The Halls" ウィロー小屋(Hall Winery)

ブドウ畑の眺め(Hall Winery)
Hall Wineryでのアートとワイン体験
Hall Wineryは従来のワイナリーとは一線を画す、アートギャラリーとランドスケープ・フォリーが融合した空間です。Nick Caveのセーター・ペインティング、John Baldessariの実物大ラクダ彫刻など、ユーモア溢れる作品が至る所に。コメント付きの解説が笑いを誘い、ワインテイスティングはさらに楽しくなります。特に2011年産のKathryn Cabernet Sauvignonは「信じられないほど素晴らしい」とノートに記しました。Hallはカリフォルニア唯一のLEEDゴールド認証を2つ持つ施設でもあります。
オーベルジュでのリラックスとディナー
オーベルジュに戻り、まずはスパでマッサージ。その後は昼寝、バーのテラスでカクテル、そして豪華ディナーへ。メニューは以下の通りです。
- プロシュートとレモン、タマネギピューレ添えのスカロップ
- 黄目豆とオクトパス、ニース風オリーブ、セロリのスチールヘッドフィッシュ
- プライムビーフのパヴェ、グリーンガーリック、ファバ葉、指形ポテト、マッシュルームソース
- ライムメレンゲとアーモンドストゥルセルのデザート
最高の一日を締めくくりました。
旅のまとめ
翌朝にニューヨークへ戻るフライトに乗りますが、カリフォルニアの温かな光は長く心に残るでしょう。

オーベルジュ・デュ・ソレイユの紫がかった夕焼け
旅行プランの作り方
私はRelais & Châteauxが提供する、トーマス・ケラーがデザインした『Route du Bonheur(幸福への道)』の短縮版に参加しました。ナパとソノマを巡るこの旅は、1週間に拡張しても十分楽しめます。
さらに情報
Day 1: Happiness Begins at Hotel Les Mars
Day 2: Getting Spoiled at Meadowood
Fathom Guide to Napa and Sonoma
Fathom Guide to San Francisco




