すべての国を訪れない理由
はじめに

初めて足を踏み入れた国に胸が高鳴るのは確かです。でも最近は、むしろ「もう行ったことがある国」や、初めて—or二度目—の訪問で人生が変わった国へ再び足を運びたくなる自分がいます。
数字競争に惑わされない旅
旅行者同士の会話では、しばしば『訪れた国の数』が話題に上ります。数が多いほど旅人としての価値が高いと見なされがちです。『死ぬまでに世界のすべての国を訪れなければ本当の旅人ではない』と考える人もいるでしょう。
しかし、私にはそんなミッションはありません。国の数を増やすために、ほとんど滞在しないまま大陸を駆け回ることは、私の旅のスタイルではありません。もしそれがあなたの目標なら、全く問題ありませんし、成功を祈ります。ただ、私にとっては「スタンプの数」よりも「体験の深さ」が重要です。
少ない国で深く味わう
私はむしろ、限られた数の国に長く滞在し、好きな国には何度も戻りたいと考えています。たとえ最終的な訪問国数が国連の公式193か国に届かなくても、あるいは旅行歴が短い人よりも少なくても構いません。
先日、ニューヨークの地下鉄でアイスランドの広告を目にしました。青いラグーンの写真が私の記憶を呼び覚まし、またあの国を訪れたいという思いが強くなったのです。その瞬間、周りの乗客――サミュエル・L・ジャクソンに似た男性や、赤いサスペンダーでスタンプをパンツに貼り付けている男性――が次に行きたい国のリストを思い浮かべているように見えました。

再訪したい国々
- 南アフリカ – 12月に訪れたときの衝撃は今でも忘れられません。まだまだ街やワイン産地、野生動物保護区、タウンシップ、冒険アクティビティ、自然の驚異が残っています。
- メキシコ – 多様性に富むこの国は、何年でも飽きることがありません。2年近く滞在しましたが、まだ表層しか体験していません。
- フィジー – 19歳のときにオーストラリア留学の途中で訪れ、素晴らしい時間を過ごしました。今回のプレスツアーは中止になりましたが、再訪への意欲はますます高まっています。
- スロベニア – 私のお気に入り国の一つです。小さな国ですが、何度でも訪れたいと思っています。
- インド – 何度訪れても飽きません。もし残りの旅をすべてインドだけで過ごすとしても、幸せです。
実際、インドはこれまでに9回、タイは8回、オーストラリアは5回、トルコは5回、イタリアは4回、ルーマニアは過去5か月で3回と、同じ国を何度も訪れています。
結論
もし全ての国を訪れようとすれば、今頃は世界中を制覇しているかもしれません。しかし、少ない国で長く滞在することで得られる人とのつながりや学びは計り知れません。今のスタイルを変える理由はありません。
皆さんはどう思いますか?全ての国を訪れたいですか?それとも、少数の国でゆっくり過ごす方が好きですか?




