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ロートング峠通行許可証:セルフドライブのバイク・車の場合

ロートング峠通行許可証は2011年に開始

2011年以前は特別な許可なしでロートング峠(ロートング・ラ)へアクセスできましたが、車両の増加に伴う渋滞と環境破壊が深刻化したため、ヒマーチャル州政府は許可制度を導入しました。

この制度は、主に以下の2点を目的としています。

  • 世界で最も標高の高い走行可能道路のひとつであるロートング・ラへの車両数を管理し、渋滞を防止する。
  • ロートング峠を経由してレヒ(レヒ・ラダック)へ向かう車両数を把握し、環境負荷を抑える。

規制の変遷

2020年8月時点では、1日あたり1200台(ディーゼル車400台、ガソリン車800台)の上限が設定されていますが、これは固定された数字ではありません。

導入当初は上限がなく、後に2000台、2015年には1000台に引き下げられ、同年中に1200台に再設定されました。

通行許可の種類

ロートング峠を日帰りで訪れる車両と、レヒやラダック・ラホール・スピティ谷へ向かう車両では、許可の条件が異なります。

レヒ方面へ向かう車両は1日1200台の上限対象外となり、空きがあれば必ず許可が発行されます。一方、日帰り観光で峠に滞在する車両は上限が適用され、駐車スペース確保のために許可が必要です。

誰がロートング峠通行許可証を必要とするか

2020年8月現在、マナリからレヒ方面へ向かう全ての自家用車・商用車・バイクは許可証が必須です。

レヒ側からマナリへ向かう車両やバス・タクシーは許可不要です。また、許可は車両単位で発行され、人員には関係ありません。乗車人数が何人であっても、車1台につき1枚の許可証で済みます。

自転車などエンジンのない車両は対象外です。ヒマーチャル州登録の車でも、クル地区やシムラのナンバープレートであっても許可が必要です。

チェックポイントの位置

マナリから約15km先のグラバ(Gulaba)に警察のチェックポイントがあり、ここで許可証の提示が求められます。ロートング峠までさらに30kmです。

ロートング峠通行許可証:セルフドライブのバイク・車の場合

レヒ側からマナリへ向かう場合は、チェックポイントで許可の提示は求められません。

許可取得は難しいか?

インターネットに接続できる環境があれば、オンラインまたはモバイルアプリで10分以内に取得可能です。ネット環境がない場合は、マナリのモールロードにあるSDMオフィスで手続きできます。

取得手順

許可取得には主に3つの方法があります。

  1. 公式ウェブサイトから申請
  2. モバイルアプリから申請
  3. マナリのSDMオフィス(モールロード)へ直接訪問

1週間(火曜~月曜)で同一車両につき最大3枚の許可が取得可能です。火曜は道路保守日のため車両通行は不可です。

ウェブサイトからの申請

公式サイト https://rohtangpermits.nic.in にアクセスし、車両情報を入力して領収書を印刷します。必要情報は以下の通りです。

  • 有効な身分証明書
  • 有効な排ガス検査証(PUC)
  • 車両登録年月日(車齢10年未満)

入力ミスがあると許可が無効になるので注意してください。許可は1日2回、10:00と16:00にそれぞれ200台のディーゼル車と400台のガソリン車分が抽選的に配布されます。

モバイルアプリからの申請

「Rohtang Permit」という名称の公式アプリがAndroidとiOSで提供されています。アプリをダウンロードし、車両情報を入力すれば許可が発行されます。アプリ内で許可番号の確認や、当日の残り許可枠の確認が可能です。

1週間で取得できる許可は最大3枚です。発行後のキャンセルはできないため、正確な情報を入力してください。

SDMオフィスでの申請

インターネットに不慣れな方は、マナリのモールロードにあるSDMオフィスまたは観光案内所で手続きを行えます。手数料は同額で、代理店に依頼すれば少額の手数料で代行してもらえます。

許可証の料金

バイク・車ともにロートング峠までの許可料は550ルピー(許可本体500ルピー+渋滞料金50ルピー)です。

ロートング峠を越えてレヒ方面へ向かう場合は、渋滞料金のみの50ルピーとなります。

許可は「グラバ」から「コクサル」までの2か所のチェックポイントで相互に情報が連携しており、許可の不正利用を防止しています。

以下は実際にロートング峠を横断した映像です(YouTubeリンクは省略)。


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