広島を越えて:山陰・山陽の隠れた宝物を巡る旅
広島と宮島を拠点にすれば、山陰(北部)と山陽(南部)という、訪れる人が少ない自然豊かなエリアへ簡単に足を伸ばすことができます。北は大山・隠岐国立公園、山陽は瀬戸内海国立公園と、絶景が広がります。
自然の美しさに加えて、歴史・文化も豊富。広島に滞在中はぜひこの地域を旅程に加えて、忘れられない体験をしてください。
山口県:歴史・文化・自然が融合する宝庫
本州西端に位置する山口県は、広島から西へ向かう最もアクセスしやすいエリアです。
宮島から電車で約30分の岩国へ足を伸ばすと、象徴的な錦帯橋が待っています。江戸時代の雰囲気が色濃く残る歴史的名所です。

自然の厳しさにも耐える錦帯橋。
さらに西へ向かうと、陶磁器で有名な萩があります。かつては政治の中心でもあり、保存状態の良い武家屋敷が点在し、江戸時代の雰囲気を体感できます。

山口・秋芳洞は鍾乳洞や滝、ドラマチックな景観が魅力。
海辺の本土神社(本土神社)では、赤い鳥居が海に映えるフォトスポットとして人気です。
秋芳洞国定公園は石灰岩のカルスト地形が広がり、ハイキングやドライブコースが整備されています。その地下には全長約9km、幅最大100mに及ぶ日本最大級の鍾乳洞・秋芳洞があり、ガイドツアーでその壮大さを堪能できます。
島根県:島々と神話、山岳の魅力

島根・隠岐諸島は絶景と冒険が満載。
隠岐諸島は大山・隠岐国立公園に属し、180余りの島々が点在するユネスコ地球科学遺産のジオパークです。かつては貴族の流刑地として知られましたが、現在は自然愛好家の楽園となっています。
レンタカーで2〜3日かけてゆっくり巡るのがおすすめ。半野生の馬や牛が岩が多い海岸や丘陵でのんびりと暮らす姿を見ることができます。展望が抜群の高さ257mの的外れ崖は見逃せません。

島根の内陸部は海岸と同様に美しい。
南部の奥出雲は古代神話と結びつき、比婆山(ひばやま)ではハイキングやウィンタースポーツが楽しめます。伝説のヒバゴ・イエティに出会えるかも?
また、三瓶山は10万年の歴史を持つ火山で、現在も微弱な活動を続けています。
岡山県:鍾乳洞と天空の城、絶景スポット

備中松山城は写真映えする絶景スポット。
「晴天の国」と呼ばれる岡山県は、霧に包まれた城や洞窟といった隠れた宝が点在します。
備中松山城は日本12城のひとつで、標高430mの山頂にそびえ立ちます。秋や冬の朝は雲海に浮かぶ城のような幻想的な光景が広がります。

石灰岩の伊倉洞窟は奥行き1.2km、最大高さ90m。
伊倉洞窟は全長1.2km、最大高さ90mの石灰岩洞窟で、年間を通じて15〜16℃と涼しい環境です。秋になると紅葉が洞窟内に差し込み、より一層の魅力が増します。
最後は和津山(わしゅざん)へ。ここからは瀬戸内海国立公園と、世界最長の二層式「瀬戸大橋」のパノラマビューが楽しめ、ミシュラン・グリーン・ガイド日本でも紹介されています。
鳥取県:砂丘と聖なる山々

鳥取砂丘はサハラ砂漠を思わせる広がり。
鳥取砂丘は山陰海岸国立公園に属し、全長16kmにわたる砂丘が風と河川の堆積物で絶えず形を変えています。観光センターと海岸の間では最高50mの高さに達します。
パラグライダーやサンドボード、さらにはラクダ乗り体験も可能です。

大山は四季を通じて登山や修験の場として親しまれています。
県内の大山は修験道の聖地で、登山道が整備されており、山頂からの眺望は訪れる者に感動を与えます。
外れた道を歩む

広島近郊の新所寺禅ミュージアムは禅の世界を体感できる。
山陰・山陽のほんの一部をご紹介しました。広島旅行の計画に、ぜひこれらの隠れた名所を加えて、より本格的な日本体験を楽しんでください。




