史上最大の歴史的旅:パート3
ロングリーピング・プラネットの『1000 Ultimate Experiences』シリーズ最終章では、伝説的な歴史的旅路を3つ紹介します。コンパスを手に、ロバを用意し、偉大な探検家たちの足跡をたどりましょう。
イーヴリン・ウォー:ラベルズ
イギリスの風刺小説家イーヴリン・ウォーは、結婚と離婚の合間に地中海を放浪し、1930年の小説『ラベルズ』を執筆しました。この作品は後に1945年の選集『When the Going Was Good』に再掲載されています。マルタ、カイロ、ナポリ、コンスタンティノープル(現在のイスタンブール)といった港町が舞台となり、年配の未亡人が広告文に胸を躍らせる様子や、ガウディのバルセロナ建築への微妙な賛辞が描かれます。最大の魅力は、鋭い皮肉とユーモアです。
ルイス&クラーク遠征(1803〜1806)
メリウェザー・ルイスとウィリアム・クラークが率いた、ミシシッピ川以西の未知なる大陸を探検する壮大な旅です。約30名の隊員が凍傷や切断の危険と闘い、クマやバッファローとの遭遇にも立ち向かいました。目的は西部の土地を調査し、先住民族と交流すること。ビーズや指輪、はさみなどの贈り物を持参しましたが、当時も現在も多くの人にとっては印象に残りにくいものだったようです。
バーク&ウィルス遠征(1860〜1861)
オーストラリア内陸部(欧州人にとって未踏領域)横断を目指した悲劇的な遠征です。ロバート・バークとウィリアム・ウィルス率いる隊は、1860年8月にメルボルンを出発し、ヴィクトリア州政府の賞金を争いました。北部のカーペンタリア湾にあるノルマトンまで到達したものの、帰路で食料が尽き、1861年6月にクーパーズ・クリークで命を落としました。南オーストラリア州インナミンカに残された『掘り木(Dig Tree)』は、今も感動的な記念碑として残っています。




