韓国コンビニで楽しむ夜のパーティー完全ガイド
土曜の深夜2時、ソウルの街は活気にあふれています。席取りは難しいものの、食事は安く、ドリンクは驚くほどお得。ここは流行のバーではなく、街角のコンビニが夜の社交場へと変身した場所です。
エアコンで暑さをしのぎ、涼しい風を感じ、あるいは寒い冬の夜に体を温める――コンビニはそんなシーンすべてに対応します。ドリンクを手に座れば、時に都内の有名クラブよりもリラックスできることも。韓国のコンビニで忘れられない夜を過ごすためのプロが教えるポイントをご紹介します。

韓国コンビニ独自の文化
日本の『コンビニ』をモデルに、スナック、郵便サービス、生活必需品が揃う場所として定着。2013年のビールブームをきっかけに、コンビニは手軽な酒場へと変貌しました。輸入ビールや1,000円以下(約150円)で買える焼酎、さらには1.6リットルの大型ビール樽まで取り扱っています。店内のラーメンコーナーや、ゆったりとした雰囲気、二日酔い対策のアイスクリームなど、予算重視の飲み仲間にとっては天国です。

全国約4万店のコンビニチェーンは、GS25、Emart24、ミニストップ、CU、7‑Elevenなどが主流です。地域密着型の『スーパ』と呼ばれる独立系店もあり、店員は1~2人だけ。屋内外のテーブルでゆっくり過ごすことが推奨されますが、迷惑行為はNGです。独立店はオーナー次第で雰囲気が変わり、テレビを見ながらくつろぐお年寄りがいることも。

コンビニで絶対に食べたいメニュー
トレンド感のある軽食が充実していますが、定番のインスタントラーメンやキムパ(海苔巻きご飯)は外せません。代表格は農心の『シンラーメン』。辛さが好きな方は『火鍋(ブルダク)炒麺』が世界最辛と称されます。三角キムパは一口サイズで濃厚な味わい。ミシュラン星付きシェフ、イム・ジュンシクも週に2回は『ツナベーコンマヨ』を楽しんでいるそうです。

おすすめドリンク
ミニサイズのウイスキーから本格フランスワインまで、品揃えは豊富です。ソジュやビールは特に安価で、輸入ビールが日本よりも安く手に入ることがあります。フルーツ系ソジュ(グレープフルーツ味など)が人気で、ソウルや釜山のクラフトビールも増えてきました。

ソウルで外せないコンビニ5選
どのコンビニでもドリンクと雰囲気は楽しめますが、以下の5店舗は特にロケーションとラインナップが抜群です。漢江沿いや『コンビニポチャ』(屋外で飲むスタイル)を狙ってみましょう。
Emart24 – 中門路2街
南山の北側に位置し、1・2階は売り場、3階はカフェ席、4階の屋上には南京タワーを見渡すポーチスイングが設置。エアコン完備・無料Wi‑Fi・買い物客も利用できる開放感が魅力です。

CU – イテウォン Freedom店
イテウォンのクラブへ行く前のプレイングに最適。ビールが豊富でロッカーが100個以上。コートチェックで荷物の心配なし。
우리슈퍼 (Woori Super)
クラフトビールの名店『マグパイ』や『The Booth』の近くにある瓶ビール専門店。瓶ビールの品揃えが豊富で、チップスやかき氷も充実。
GS25 – 漢江 セヴィット店
浮島型の文化複合施設にあり、盤浦大橋と虹の噴水を眺められます。LEDライトが光るデッキ席はショーがなくてもロマンチック。

CU – スン・ノラエバン (Su Noraebang) 弘大店
2016年以降、カラオケ利用客がスナックを持ち込む形で誕生。現在はノンアルコールビールやアイスクリーム、飲み物が揃い、歌い終わった後のリフレッシュに最適です。




