九龍の闇夜:香港半島で味わうナイトライフガイド
はじめに
香港島の華やかな景観に惹かれる観光客が多い一方で、ビクトリアハーバーを挟んだ九龍半島は、常にネオンが灯る「ダークサイド」と呼ばれながらも、西洋と中国本土の文化が交錯する活気あるエリアです。夜になると、クラブや屋台、露店がひしめく九龍は、香港島の高級エリアとは対照的なエネルギーに満ちています。
景色を楽しむ

スターフェリーで香港島から尖沙咀(チムサーチョイ)へ渡るのがベストです。夕暮れ時は、デザイナーズショップでのショッピングや高級レストランでのディナーを楽しみながら、香港島の夜景を眺めることができます。毎晩20時からは、星光大道沿いで行われる「シンフォニー・オブ・ライツ」のレーザーショーが、摩天楼の光と音で圧倒的な迫力を放ちます。観覧はインターコンチネンタルホテルのバーや、ハーバーフロントのV King Loungeからも可能です。
ショッピング

九龍のメインストリート、弁徳道(ナサンロード)は、ネオンが輝く大型デパートやブランドショップが立ち並び、深夜まで営業しています。裏通りに足を踏み入れれば、地元色豊かな雰囲気が漂うテンプルストリート・ナイトマーケットがあり、観光客と地元民が混ざり合う賑やかな光景が楽しめます。モンコックの密集した通りは、スニーカー通り(花園街)で最新のスニーカーを手に入れるのに最適です。上海街は、昔ながらのミルクティー店や食べ物の屋台、キッチン用品店が立ち並び、昼夜問わず散策にぴったりです。さらに、チュンキン・マンションは多国籍な商品が揃うマーケットで、為替、エレクトロニクス、マッサージ、リーズナブルな南アジア料理が楽しめます。
ドリンク

弁徳道を北上すると、モンコック東側にあるダンダス通りが若者向けのヒップなスポットに変わります。裏路地(街)ではミルクティー、漢方茶、ブルーガールビールが楽しめ、フルカップ・カフェでは深夜ライブのジャズやインディーバンドの演奏も開催されています。ハクポ通りの「Ale Project」では、クラフトビールとボリュームたっぷりのスナックが提供され、夜遅くまで開いているので、散策の合間に立ち寄りやすいです。
深夜の探索

夏の深夜でも、プリンス・エドワード駅周辺では太極拳を練習する住民や、カンポップのリズムに合わせてバスケットボールを楽しむ若者の姿が見られます。トン・チョイ通り(唐街)はダーツやサイコロのバーが集まるエリアです。花市場の東側へ向かうと、かつて無法地帯だった九龍城壁公園が広がり、24時間開放された緑地でリラックスできます。近くのサン・ポ・コン・ロードにあるVeni Barでは、ウイスキーと共に泰国系コミュニティの雰囲気を味わえます。
クラブで夜遊び
多くのMTRは深夜1時頃に運転を停止するため、赤いタクシーでクンタンの「Hidden Agenda」へ向かうと、九龍湾にあるパンク系ライブハウスで入場料約HKD100で楽しめます(車庫入口から入場)。他にも、Gee Luen Factoryビル10階の「Tfvsjs」は、ポストロックバンドが経営するイタリアンバーで、持ち込みドリンクが可能です。

夜遅くに空腹になったら、タクシーで旺角の「Chui Wo Lee」へ。24時間営業のシーフード店で、揚げイカボールが名物です。早朝のダンサーは、サン・ポ・コンの工業ビル内にある「Love Da Cafe」で、ハイエンドなサウンドと成熟した客層が楽しめる地下クラブを満喫します。
宿泊
タクシーが止まり、帰宅が遠く感じたら、クンタンエリアのPentahotelやL'Hôtel Élanが便利です。香港は遅くまで活気があるので、しっかり休んで九龍の「九つのドラゴン」の夜を再び体感しましょう。




