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ロシアのロケットとバイコヌール宇宙基地

バイコヌール宇宙基地への旅

ユーリ・ガガーリンの座席に座り、ロケットの打ち上げを目の当たりにし、ソビエト宇宙史を体感できる場所―それがカザフスタン南部にあるバイコヌール宇宙基地です。ここは、ガガーリンをはじめとした最初の宇宙飛行士が打ち上げられた歴史的拠点で、現在はロシアのロケットが米国衛星を軌道に投入するなど、最先端のミッションが行われています。

ロシアのロケットとバイコヌール宇宙基地

歴史と現在の姿

ソビエト時代、バイコヌールは宇宙開発競争で圧倒的優位を確保するために建設された封鎖区域で、地図にも載らないほどの秘密主義が敷かれていました。1991年のソ連崩壊後、ロシアはカザフスタンからリース契約を結び、カザフ宇宙局の支援を受けながら運用を続けています。町の至る所には、ガガーリンのモザイクや巨大なプロトンロケットが飾られ、地元住民は宇宙事業と深く結びついています。

ロシアのロケットとバイコヌール宇宙基地

訪問者へのセキュリティと体験

ソ連式の警備は今も残っており、ロシア側の警備員が立ち入りを制限します。駅からの入場でも特別許可が必要です。しかし、商業打ち上げや稀に行われる有人ミッションの観測は、他では味わえない感動を提供してくれます。スペースミュージアムでは、ガガーリンが打ち上げ前に過ごした小屋や、失敗したブラン宇宙船(Buran)の展示を見ることができます。

ロシアのロケットとバイコヌール宇宙基地

静寂の中で感じる宇宙の壮大さ

観光客で賑わうフロリダのケープ・カナベラルやテキサスのヒューストンとは違い、バイコヌールは広大なカザフ草原の中でひとり静かにロケットの打ち上げを見守ることができます。冷戦時代の遺産と現代の商業ミッションが交錯し、まるで『フラッシュ・ゴードン』がカザフ草原を駆け抜けるような光景が広がります。

ロシアのロケットとバイコヌール宇宙基地

Iain Shearer が Lonely Planet のためにカザフスタンへ取材に行きました。彼の旅は Lonely Planet: Roads Less Travelled で、National Geographic でも放映されています。

トラベルノート
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