レーニア山—1年経っても、あの景色は変わらない

クリスタルマウンテンリゾートから望むレーニア山。写真:ダニエル・デッカー。
旅の始まり
約1年前にレーニア山の山頂に立ち、人生の大きな目標を達成した私。今回は、登頂ではなく、ゆったりと山の美しさを楽しむ旅に出ました。シアトル中心部のピックアップ地点で、光沢のあるスプリンターバンに乗り込み、シートベルトを締める前に、到着時に用意されていたサクサクのスコーンを一口。乗車中は、エバーグリーンエスケープスのドライバー兼ガイドが、10人の乗客に豊富な知識と楽しいトークで時間を満喫させてくれました。
エニュムクローでの散策
最初の立ち寄り先は、魅力的な小さな町エニュムクロー。メインストリートには、カウントリー風の温かいホスピタリティが漂うショップが並びます。古道具を探し回り、Sweet Necessitiesでジャラペーニョ塩キャラメルを味わい、甘美なひとときを過ごしました。

エバーグリーンエスケープス。写真:ダニエル・デッカー。
クリスタルマウンテンリゾート
エニュムクローを後にし、クリスタルマウンテンリゾートへ向かいます。冬季はスキーで何度も訪れましたが、夏の姿は初めてです。リゾートのベースは賑やかですが、私たちは直ちにゴンドラに乗り、標高6,872フィートへ上がりました。そこからのレーニア山と周囲の山々の眺望は息を呑むほど。ハイキングコースへ向かうも、サミットハウスレストランで絶景を眺めながらの食事を選びました。

クリスタルマウンテンリゾートのゴンドラ。写真:ダニエル・デッカー。
パラダイスエリア
景色に別れを告げて南へ向かうと、山腹を抜けて「パラダイス」と名付けられた場所に到着します。このエリアはジム・ウィッテカーやエド・ヴィエスタース、デイブ・ハーン、メリッサ・アーノットら登山レジェンドの足跡が残る、まさに登山者の聖地です。新しく建てられたビジターセンターと、歴史あるエレガントなパラダイス・インがあり、山の情報を学んだり、軽食とワインでリラックスしたり、広々とした椅子で山風を感じることができます。

パラダイスエリア。写真:ダニエル・デッカー。
車が駐車場に止まると同時に、すぐにハイキングコースへ駆け出したくなります。パラダイスには5つのトレイルがあり、最短で1マイル、車椅子対応コースもあります。山頂を目指す必要はなく、短時間で圧倒的な自然美を体感できます。

パラダイス・イン。写真:ダニエル・デッカー。
アッシュフォードでの食事
パラダイスでの軽いトレッキングを終え、南西の端を抜けてアッシュフォードの町へ向かいます。アレクサンダーズ・カントリー・インでは、敷地内の冷たい山の池で毎日捕れたばかりの新鮮なマスを堪能しました。

アレクサンダーズ・カントリー・イン。写真:ダニエル・デッカー。
旅の感想
満腹と満ち足りた心でシアトルへ戻り、改めて思いました。山頂への挑戦は格別ですが、レーニア山への訪問は何度でも新たな思い出を加えてくれる、私の大好きな場所の一つです。




